Steam Deck 国内で予約なし販売開始、64GB版のみ入荷待ち。結局どのモデルを買うべき?

ゲーム PC
Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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Valveの携帯PCゲーム機 Steam Deck が、日本国内で予約待ち時間なしで購入可能になりました。

国内で Steam Deck を販売する Komodo によれば、256GBモデル・512GBモデルは現在のところ即購入が可能。二週間以内の発送見込み。

最安値の64GBモデルのみ、予約注文で入荷しだい販売になります。ドックについても予約販売。

Steam Deck の価格は

64GB 5万9800円
eMMCストレージ、キャリングケースつき

256GB 7万9800円
NVMe SSDストレージ、キャリングケース、限定Steamコミュニティープロフィールバンドル

512GB 9万9800円
NVMe SSDストレージ、限定キャリングケース、限定Steamコミュニティープロフィールバンドル、プレミアム防眩エッチングガラス限定仮想キーボードテーマ

2022年の予約受付開始時

最安値の64GBモデルのみ本体内蔵ストレージの方式が違い、ローディング等がやや低速です。またNVMe SSDでも512GBモデルのほうがやや速くなっています (とはいえ、Steam Deckそのものが一般のゲーミングPCと比較して早くないため、ストレージの違いでロード時間に劇的な差が出るほどでもありません。)

AMD製プロセッサや16GB RAM等は同一なので、ゲームも同じパフォーマンスで動きます(多少のロード時間差を除けば)。

と考えると4万円安い64GB版が人気になるのも頷けますが、とはいえ64GBはストレージが手狭すぎ、50GBが当たり前のAAAゲームを遊ぶには実質専用機になってしまう辛さもあります。

では大容量版しかないかといえば、全モデルに高速な microSDXCスロットがあり、ゲームにも依存しますがSDから読んでも全然遊べます。

結論、買えれば上位版のほうがもちろん良い、やや早い、けれど安いほうでもゲームを遊ぶ体験自体は同じ。

ついでにいえば、価格をさほど気にしないならばSteamOSではなくWindowsベースで性能も高いゲーミングUMPCは各社が展開しており、コントローラ着脱式やら物理キーボードつき、ポケットサイズや高解像度など様々なモデルが選べます。



《Ittousai》
Ittousai

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