Snap、ARレンズにレイトレーシングを導入。ティファニーのバングルをAR試着できるTiffany Lock配信

ガジェット XR / VR / AR
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

特集

Snapchatを手掛ける米Snapは2月15日(現地時間)、Snapchat上で動作するARレンズを作成できる「Lens Studio」にレイトレーシング機能を追加しました。

このレイトレーシングを利用した最初のARレンズとして、ジュエリーブランドのティファニーとコラボした「Tiffany Lock」をリリース。ティファニーロックシリーズのブレスレットをARで試着できるというもので、世界のSnapchatユーザーがiOSとAndroidで利用できます。

現実世界の光の動きをシミュレートするレンダリング技術であるレイトレーシングは、主にゲームなどに用いられており、リアルな映像の再現に欠かせない技術となりつつあります。これをARに適用することで、ダイヤモンドなどのジュエリーや、メタリックな素材や光沢のある布地、金属などのオブジェクトをよりリアルに再現できるとしています。

ARを使った試着機能自体は、数年前からいろいろとリリースされていますが、とりあえず「オブジェクトを重ねました」といったものがほとんど。製品をイメージするという点では、それだけでも目的は果たせますが、質感を含めて表現することで、これまで以上にリアルに感じることができそうです。

なお、ARクリエイター向けにレイトレーシングのソフトウェア機能を提供するのは、Snapが初とのことです。


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《山本竜也》
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