Nokiaは2月26日(現地時間)、バルセロナで始まったMWCにおいてブランドロゴの刷新を発表しました。
従来のNOKIAロゴといえばブルーが印象的でしたが、新しいロゴは独特なフォントデザインに。NOKIAのブランドロゴ変更は約60年ぶりです。
NOKIAのCEOであるペッカ・ルンドマルク氏は新しいブランドロゴについて、「以前のロゴの伝統を踏まえつつ、より現代的でデジタルな印象を与え、現在の私たちのアイデンティティを反映させました」と述べています。
すでにNOKIAのウェブサイトは新しいイメージに更新されており、今後他の場所も順次このロゴに置き換わっていくことになります。
なお、従来のブルーのようにブランドカラー的なものは定義されておらず、使用するシーンに応じて変更されるようです。
ルンドマルク氏が「私たちのアイデンティティを反映させた」というように、今回のロゴ刷新は従来の、モバイルやスマートフォンというイメージを払拭する狙いもあるようです。ロイターのインタビューでは「スマートフォンとの関わりもあったが、現在はビジネス・テクノロジー企業になっている」と答えています。
そんなNOKIAのモバイル事業は、2014年にMicrosoftに買収されたあと、フィーチャーフォン事業はFoxcommに売却。スマートフォン事業は元NOKIAの従業員が立ち上げたHMD Globalに売却されており、HMD Globalは現在もNOKIAブランドで端末をリリースしています。
今後、こちらのNOKIAロゴも変更になるのか、従来のロゴが使用され続けるのかは気になるところですが、前日に発表された新端末 NOKIA G22 / C22 / G32は旧ロゴを使用しています。
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