Googleが、2023年初となるPixel Feature Dropの配信を開始しました。Pixel 4aからPixel 7、Pixel 7 Pro、そしてPixel Watch向けで、今後数週間をかけて順次利用可能となります。
3月度のFeature Dropでは、すでに発表済みのものも含め、多数の新機能が追加されます。
夜景モードの高速化
Pixel 7、Pixel 7 Proでは、従来のものと比べて露光時間が半分で済むという高速な夜景モードが提供されていましたが、Tensorチップの新しいアルゴリズムにより、この機能がPixel 6とPixel 6 Proでも利用可能となります。
消しゴムマジックがすべてのPixelで利用可能に
写真に写り込んだ邪魔なものをAI画像処理で簡単に消去できる「消しゴムマジック」が、すべてのPixelスマートフォンで利用可能となります。
なお、消しゴムマジックに関してはGoogle One加入者特典としてPixel以外のスマートフォンやiPhoneでも利用可能になっています。
米国でDirect My Call提供
サポートやサービスに電話をかける際、なんども音声でメニュー読み上げを聴いてからキーを押す操作をしなければいけないことがあります。そんな面倒な手間を低減できるDirect My Call機能が米国のPixel 4a以降向けに提供されます。
人気のあるフリーダイヤルなどに電話をかける場合に、選択肢の読み上げを待つことなく、あらかじめメニューオプションが表示され、目的の機能に素早くアクセスが可能となります。
「代わりに待ってて(Hold for Me)」が日本でも利用可能に
サポート等に電話をかけると長い時間保留で待たされることがありますが、そのような場合にGoogleアシスタントが代わりに電話を待ってくれる「代わりに待ってて(Hold for Me)」が日本でも利用可能になります。相手が通話に戻った際には、音や振動、画面上のプロンプトで知らせてくれます。
ヘルスコネクトがプリインストール
Pixelにヘルスコネクトがプリインストールされるようになりました。ヘルスコネクトは、健康・フィットネス関連のデータを集約的に保存・管理できる機能。
複数の健康・フィットネス関連アプリでデータを共有したり、どのアプリがデータを使っているのかを一目で確認できるようになります。
Pixelのロック画面にタイマーのカウントダウン表示
Nestデバイスで設定したタイマーをPixelのAt a Glanceでも表示可能になります(ただし英語のみ、Google Home Maxは非対応)。カウントダウンが表示され、タイマーが切れるとプッシュ通知が届くので、タップしてタイマーを止めたり、延長したりが可能となります。
Pixel Watchに転倒検出機能
これはすでに発表済みの機能ですが、Pixel Watch向けに転倒検出機能が追加されています。転倒を検出し、90秒以内にユーザーが応答しないあるいは動かない場合には緊急サービスに自動で発信します。
Pixel Watchを自分らしくカスタマイズ
数週間以内に、Wear OS 3+向けに新しいサウンド設定とディスプレイ設定が提供されます。サウンド設定では、モノラルオーディオを有効にして左右のチャンネルをまとめて1つにできるほか、ディスプレイ設定では新しい色補正モードとグレースケールモードにより、より幅広い視覚設定に合わせてディスプレイを最適化できます。
¥34,400
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