OpenAIが、ChatGPTの公式アプリ「OpenAI ChatGPT」を米国のApp Storeで公開しました(米国App Storeへのリンク)。現在のところ日本では利用できず、iPhoneのみです。
米国以外での公開は数週間かけてロールアウトの予定。Android版は、その後になると明言しています。
▲iOS版ChatGPTアプリ
アプリ内課金でChatGPT Plusのサブスクリプションが可能ですが、価格は3000円。OpenAIサイトでのChatGPT Plusは月額20ドルで2773円(現在の為替レートで)なので、ちょっと高いわけですが、OpenAI自身の価格設定は19.99ドルとほぼ変わらず。つまり、App Storeでのアップル取り分を上乗せしていないということで、良心的と言えるでしょう。
ただし、App Storeのアプリ内課金でのサブスクが他のプラットフォームで使えるかどうかは不明です。PC、Mac、Androidでの利用を予定している人は素直にOpenAIサイトでサブスクしておくのが賢明でしょう。
▲ChatGPT PlusはWeb経由では20ドルだが、App Storeでは19.99ドル
ChatGPT Plusは、新機能への早期アクセス、高負荷時の優先、無料版より高速といったことをうたっており、現在は、GPT-4の利用、Webブラウジング、プラグインといった機能を使えるメリットがあります。なお、現バージョンのiOS版でプラグインは使えません。
アプリを使うと、回答時にフォースフィードバックがあったり、回答がちょっと速い気がするといったメリットはありますが、Safari、Edge、ChromeなどのiOSブラウザアプリでも利用可能です。
米国で利用しているChatGPT Plusユーザーによるスクリーンショットはこちらです。日本語で使えています。