Pixel Watch 2はSnapdragonチップ採用で今秋発売、バッテリー駆動時間大幅延長のうわさ

ガジェット ウェアラブル
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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この秋の Pixel 8 (仮)とともに発表が見込まれるGoogleの次期スマートウォッチPixel Watch 2は、大きな弱点であるバッテリー保ちを改善するかもしれません。

Pixel Watchの発売は2022年10月。Galaxy WatchやApple Watchが1年周期でリリースされていることを考えると、今秋にPixel Watch 2がリリースされても特に意外ではありません。ただ、気になるのはその仕様です。

これについて、Pixel Watch 2はSnapdragon W5世代のチップを搭載し、バッテリー駆動時間が大幅に伸びると、9to5Googleが独自のソースから得た情報として伝えています

Snapdragon W5 Gen1 / W5+ Gen 1は、2022年7月に発表されたウェアラブル向けのチップセット。とくにSnapdragon W5+は、前モデルのW4+と比べてバッテリー持ちが50%長くなったとしています。このSnapdragon W5+を搭載したスマートウォッチとしては、先日、MobvoiがTicWatch Pro 5を発表したばかりです。

TicWatch Pro 5のバッテリー持ちは、Wear OS搭載スマートウォッチとしては長い80時間を実現しており、Pixel Watch 2のバッテリー持ちにも期待が持てそうです。とはいえ、TicWatch Pro 5は628mAhという大容量バッテリーを搭載したうえ、2層液晶で省電力化を図った結果です。

Pixel Watch 2がどのような仕様になるのかはまだわかりませんが、現行Pixel Watchからサイズなどが大きく変わらないのであれば、294mAhという少ないバッテリー容量を継続する可能性があります。それでも、現在のAOD(常時表示)を有効にすると1日持たないバッテリー持ちが、AODが有効でも1日以上は持つというレベルまで改善する可能性はありそうです。

このほかの仕様面では、Pixel Watch 2にはFitbit Sense 2と同様のヘルスセンサーが搭載されるとも9to5Googleは伝えています。ようするにストレス管理のための継続的皮膚電気活動 (cEDA) センサーと皮膚温度センサーを備えるということですが、これらのセンサーは余分にバッテリーを消費することも考えられます。

結果として、バッテリー持ちは良くなるものの、追加センサーにより相殺されるということになるかもしれません。


《山本竜也》
山本竜也

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