ネトフリ実写版『ワンピース』予告編初公開。ゴムゴムのピストルやゾロの三刀流も披露、8月31日配信

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Netflixは、実写版『ONE PIECE』初の予告編を公開するとともに、8月31日から配信開始すると発表しました。

2017年に制作発表してから数年の歳月が経過し、一時はゆくえが危ぶまれていたこともありましたが、昨年6月には実際に使われるセットの一部が初公開。

序盤の敵が乗るMissラブ・ダック号やルフィらのゴーイングメリー号のコンセプトアートや、海上レストラン・バラティエを本物さながらに建造している様子を伝えていましたが、今回の予告編は動くルフィ達の姿を全世界に発信しています。


日本の大作マンガが実写化された場合、原作ファンが幸せになるとは限りません。が、今作では原作者の尾田栄一郎氏が自ら監修しており、「僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます」とまで宣言。その上で予告編や公開日が明かされたということは、全力で期待していいはず。

最新の映像ではイニャキ・ゴドイ演じる主人公モンキー・D・ルフィやロロノア・ゾロ、ナミやサンジ、ウソップといった初期の「麦わらの一味」が勢ぞろい。

ルフィがゴムゴムのピストルを放ち、海王類も巨大感たっぷりに描かれる一方で、いろいろな意味で物語のカギとなる海賊バギーも顔見せしています。

ルフィやナミの熱演もさることながら、新田真剣佑演じるゾロが「本人にしか見えない」「ハマリ役」との声がYouTubeのコメントにも多数寄せられています。

その三刀流の冴えもさることながら、ルフィやナミとの掛けあいも原作さながらで、戦闘以外のドラマも再現度が高そうです。

これまでNetflixは日本の人気アニメやマンガの実写化に取り組んできたものの、『デスノート』は米国で酷評され、『カウボーイビバップ』はシーズン1のみで打ち切られていました。『ONE PIECE』が、その状況を好転させることを祈りつつ配信開始を待ちたいところです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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