なぜかオールドゲーマー歓喜。「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!」2024年発売。「熱血」「はちゃめちゃ」の血統

ゲーム Nintendo
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

株式会社Cygamesは21日、Nintendo Switch/PlayStation 4/Steam向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!」を2024年内に発売することを発表しました。

スマートフォン向け育成シミュレーションゲームで人気のウマ娘たちが、家庭用ゲーム機やゲーミングPCに舞台を移して活躍を繰り広げます。

本作はドット絵で描かれたウマ娘たちによる、「ハチャメチャカジュアルアクション」ゲームとのこと。ウマ娘たちがチームを組んで、特別イベント「ハチャメチャGP(グランプリ)」に挑みます。

ハチャメチャGPは4種目あり、それぞれ「大障害」「バスケ」「ドッジ」「大食い」。まず大障害ではグラウンドを飛び出し学園内や街中を駆けめぐり、校舎やプール、商店街、さらには民家までもがコースの一部となっています。

そして「バスケット奪取 ステークス」は変則4人制バスケ。4人でボールを奪い合いながらアイテムやステージのギミックを駆使し、手段を選ばずゴールを決めて勝利を目指します。

さらに「ウマドッジ チャンピオンシップ」は最後の1人まで生き残りを目指すバトルロイヤルドッジボール、「大食いダービー」はチームメイトにライバルよりも多くの料理を運んで大食いを競い合うというもの。

どれも完全新作のはずが、なぜかオールドゲーマーらの郷愁を誘うことになっています。

そういえば、かつて「はちゃめちゃスポーツアクション」を名乗ったゲームとして「ダウンタウン 熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスターSPECIAL~」というPS3用ソフトがありました 。

ファミコン用「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」のリメイクであり、正義の不良を主人公としたくにおくんシリーズの系譜に連なるものです。

「それゆけ大運動会」にも、家の中に土足で入りお茶の間を走り抜けるシーンがありました。またくにおくんシリーズには「熱血高校ドッジボール部」や「熱血!すとりーとバスケット」というスポーツゲームもありましたが、すべて偶然の一致かもしれません。

ウマ娘たちが走るコースには、どこか既視感のある学ラン姿のキャラクターも2人確認されていますが、いずれも他人のそら似という可能性もあります。

開発スタジオについては、今のところ公式に発表された情報はありません。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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