SoftBankが、同社が提供するクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」プレミアムプランの価格を月額1980円から月額550円に引き下げると発表しました。
改定は7月4日のメンテナンス終了後から。また、これにあわせて、無料で利用できるフリープランの連続プレイ時間が1時間から30分に短縮されます。
GeForce NOWは、NVIDIAのクラウドゲーミングサービス。日本ではauとSoftBankを介して提供されています。NVIDIAのGPUを利用したクラウド上のサーバでゲームを動かし、その映像と音声をストリーミングするというもので、スマートフォンやタブレット、非力なPCなどでも最新ゲームをプレイ可能です。
Xbox Game Pass Unlimitedで利用できるクラウドゲームなど、似たようなサービスは他にもありますが、GeForce NOWはそれ自体ではゲームを提供していません。ゲームは、SteamやEpic Gameなど、対応デジタルストアからGeForce NOW対応タイトルを購入する必要があります。
月額無料のフリープランも用意されていますが、混雑時には接続までの待ち時間が発生(プレミアムプランが優先)するほか、連続プレイ時間が30分、リアルタイムレイトレーシングに非対応などの違いがあります。
なお、auが提供しているGeForce NOW Powered by auも、これまでは月額1980円で横並びでしたが、この記事を執筆している時点では特にアナウンスはありません。auの場合は「使い放題MAX 5G ALL STARパック」加入者なら追加料金なしでGeForce NOWを利用できるので、特に値下げは行わない可能性もありそうです。