intelは7月18日(現地時間)、ASUSと第10世代から第13世代 intel NUC(Next Unit of Computing)の製造・販売・サポート、および将来のNUCシステムの設計開発に関する契約に合意したと発表しました。
intelのNUCに関しては、7月11日(現地時間)にThe Vergeなどの海外メディアが、intelがNUC事業への直接投資を停止すると報じていました。この際、intelは「エコシステム・パートナーがNUCのイノベーションと成長を継続できるよう戦略を転換する」との声明を出していましたが、このエコシステム・パートナーがASUSだったようです。
今回の契約は、ようするにNUC事業のASUSへの移管です。ASUSはintelのNUCシステム製品ライン設計に関する非独占ライセンスを取得し、第10世代から第13世代のNUCシステムの製造・販売と新製品開発が可能になります。また、ASUSは既存のintel NUCの顧客に対して製品サポートも提供します。この契約に伴い、ASUSは「ASUS NUC BU」という新事業部を設立します。
intelの2023年第1四半期決済では、営業利益が前年同期比で36%現象するなど業績不振が続いており、2023年4月にはサーバー事業を台湾のMiTACに譲渡すると発表していました。今回のNUC事業の移管についても、事業整理の一環と考えられます。
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