Xboxコントローラの純正修理パーツをマイクロソフトが販売開始。修理マニュアルや手引き動画も

ゲーム Microsoft
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

最近のゲームコントローラーは機能が高度化したこともあり、ゲーム機メーカー各社の純正品は以前よりお高めの価格となっています。

そんななか、マイクロソフトはXboxゲームコントローラーの修理・交換パーツの販売を米国で開始しました。通常のXbox ワイヤレス コントローラーと、カスタマイズ対応の高級モデルXbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2が対象となっています。

米マイクロソフトストアでは、交換用の基板やスティック、ボタンから振動モーターやカバーまで販売しており、価格は約20ドル~60ドル(約2800円~8600円)。スティックが勝手に動くリフト現象から、トリガーが押し込んだ状態で固着する症状まで幅広く対応しています。「マイクロソフト純正の修理用パーツを使って、保証対象外の Xbox アクセサリの寿命を延ばしましょう」とあることから、基本的には保証期間が切れた製品の修理向けです。

またダウンロードできる説明書や、ステップバイステップで修理を手ほどきするチュートリアル動画も提供中です。

この新たなサービスが米国ですでに開始されたことは、Xbox Insider ProgramのリーダーBrad Rossetti氏がツイートしています。

ちなみにXboxコントローラーの修理パーツは、修理業者iFixitも販売中です。こちらは永久保証がつくメリットがありますが、マイクロソフトストアの方が品ぞろえは幅広くなっています。

最近、ユーザーによるDIY修理を想定しているゲーム大手はマイクロソフトだけではありません。ソニーも高級コントローラーDualSense Edgeに交換用スティックを同梱し、交換しやすい機構も備えています。もっとも、ソニーは修理パーツの単品販売はしていません。


また任天堂もNintendo SwitchのJoy-Con修理パーツを販売していませんが、英国や欧州等では保証期間切れでも「ドリフト」症状が起こったJoy-Conは無償修理する方針を表明しています


Xbox Wireless Controller - Starfield Limited Edition
¥11,397
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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