国内ARグラスのトップシェアをうたうXreal(旧Nreal)が、XREAL Airの価格改定を発表しました。8月21日以降、4000円値上げし4万9980円で販売します。
値上げの理由は、世界的な原材料価格、エネルギー価格の高騰などにより、製造にかかるコストが上昇する状況が続いているためとのこと。効率化や経費削減など最大限に企業努力をすすめているものの、それだけでは対応が困難な状況と判断したとしています。
なお、XREAL AirはもともとがARグラスとしては安価だったこともあり、値上げ後も競合製品と比べると価格的には優位性があります。
XREAL Air:4万9980円
VITURE One:7万4880円(一般販売予定価格)
Rokid Max:6万8800円
ただ、VITURE OneとRokid Maxには視力補正機能(視度調整機能)が搭載されているのに対し、XREAL Airは非搭載。眼鏡ユーザーの場合、別途レンズを用意する必要があります。価格的には、8000円ほど。
現状、ARグラスは製品により一長一短ではあるので、自分にとってどれがいいのかは仕様を眺めながら検討する必要はありますが、とりあえず価格に注目するなら、XREAL Airが有力候補と言えそうです。