Lenovo、携帯ゲーミングPC「Legion Go」開発中?Switch風の着脱コントローラ採用

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Lenovoが携帯ゲーミングPC「Legion Go」を開発中であるとして、その公式写真と称する画像をWindows Reportが公開しました。

もともとLegion Goは、先月Windows Centralが「Steam DeckやASUS ROG Allyのライバル」として報じていたものです。Windows 11搭載、プロセッサはAMD Phoenix(Ryzen 7040)、ディスプレイは8インチと主張していたものの、それ以上の詳細は不明でした。

今回の「公式写真」は、正面から見た印象はライバル機とさほど違いはありません。本体には8インチ画面、両側から挟み込む形でジョイパッドが配置されたフォームファクタは、ValveのSteam DeckやASUS Rog Allyを思わせるものです。

が、注目すべきはゲーム専用機のNintendo Switchと共通点が多いことです。

まず左右のコントローラは、Joy-Conのように取り外し可能。そして背面にはキックスタンドがあり、机の上に角度を付けて自立できるようです。

とはいえ、これらコントローラは平たいJoy-Conよりも、凹凸に富みグリップ感のあるSteam Deck寄り。トリガーもあるほか、背面ボタンも複数備えているようです。

また情報は確認できていないとしつつ、Windows Reportは「Joy-Con(仮)は取り外しできるので、画面もタッチ対応」と推測しています。逆に携帯ゲーミングPCでタッチ画面でないものは探すのが難しいだけに、妥当と思われます。

ほか画像では、2つのUSB-Cポート(下部に1つ、上部に1つ)、電源ボタン、ヘッドフォン端子、音量調節のボリュームボタン、そしてmicro SDスロットが確認できます。

今のところ情報は限られており、いつ発売されるのかも不明です。ともあれJoy-Conのように左右のコントローラを分離したまま使用でき、キックスタンドで本体を机の上に置いたままプレイできるあれば、他社の携帯ゲーミングPCよりも運用できる環境の幅が広がるはず。続報を楽しみに待ちたいところです。



《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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