先日、Lenovoが携帯ゲーミングPC「Legion Go」を開発中との噂をお伝えしました。
ValveのSteam DeckやASUS Rog Allyのライバルハードに位置づけられ、Windows 11搭載、Nintendo Switchのような着脱できるゲームコントローラを備えているというものです。
その続報として、プロセッサーにRyzen Z1シリーズを搭載し、同時に新型ARメガネも登場するとWindows Reportが主張しています。
今回の記事では、「競合他社のベストなハードウェア要素の一部を組み合わせている」「ARメガネが同梱されるかもしれない」という追加のリーク情報とともに、公式マーケティング資料らしき画像も公開しています。
まず搭載プロセッサは「Ryzen Z1シリーズ」であると示す画像あり。
Ryzen Z1シリーズは、ASUS Rog Allyにも搭載されており、これが本当であれば携帯ゲーミングPCとしては2番目の採用例ということになります。
さらに興味深いのが、ARメガネ「Legion AR Glasses」に対応するという情報でしょう。
LenovoはLegion Goと同時に「総合的なゲーム・エコシステム」を発表する準備をしているとのこと。
Windows Reportが公開したイメージ画像は、ソファで寛ぐ男性がARメガネで大画面プレイを楽しんでいる様子や、ARメガネをLegion Go本体とケーブル接続することを示しています。
またARメガネは「高リフレッシュレート表示も可能で、ゲームに特化した機能を備えている」可能性があるとも述べています。また本製品が単独のデバイスとして登場するのか、それともLegion Goと一緒に発売されるかは、まだ不明。
レノボはこうしたいわゆるスマートグラスをを、オフィスや現場作業向けの ThinkReality シリーズとして従来から販売しています。
ほか、ジョイスティックのクローズアップや、3.5mmヘッドホンジャックやUSB-C端子、microSDカードリーダー等の配置を示す画像も公開しています。
本製品は、IFA 2023(9月1日~5日、ドイツのベルリンで開催)で正式発表される可能性が高いとのことです。あと10日ほどで、Lenovo公式に何らかの動きがありそうです。