先週末にX(Twitter)で発生した、2014年12月以前のツイート内のリンク及び画像が正しく表示されなくなった件に関し、Xのサポートアカウントはこれがバグだったことを明らかにしました。その後Xは修復作業を行っており、「数日以内に」完全復旧する見込みだと述べています。
この問題は土曜日に初めて発生し、もともと画像が含まれていた古いツイートが、クリックできないt.coのURLとして表示されるようになっていました。
この問題の影響を受けたなかには、米国の人気タレント、エレン・デジェネレスがアカデミー賞授賞式で撮影し、当時リツイート数世界一になった写真も含まれていましたが、この写真については、バグであることが判明してからほどなくして、再び表示されるようになっています。
とはいえ、まだ復元されていないコンテンツも多いようで、やはり完全復旧には数日の時間がかかる模様です。
また、X(Twitter)は今回の問題がバグであると述べたものの、その詳細については説明していません。そのため原因については様々な推測や憶測がささやかれています。
X(Twitter)にはイーロン・マスク氏がオーナーになって以来、大小さまざまな修正・変更が加えられています。最近も、マスク氏本人がブロック機能を廃止すると発言して、ユーザーに話題を振りまいていました。
ちなみにX(Twitter)には、過去に自分が投稿したツイート履歴をまとめてローカルにダウンロードする機能が用意してあります。
もし今後、X(Twitter)が大きな不具合を起こしてファイルが失われてしまったり、何らかのアクセス制限や有料化を導入したとき、あるいは短縮リンクの解決をしなくなった場合、いつでも振り返れると思っていた過去の発言が失われる可能性も全くないとは言えません。
もし、いままでのツイートが自分の人生の足跡で、万が一にも消えてしまったら困るという人がいるなら、ときどきはこの機能を使ってアーカイブを保存しておくと良いかもしれません。