iPhoneやiPadからWindows PCをリモート操作できるアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」がアップデートでバージョン10.5.1になり、ついに外部モニター表示機能を追加しました。
AirPlayまたは物理ケーブルを使って外付けディスプレイに接続して、広い画面でリモートPC上の作業ができます。
本アプリは、Azure Virtual DesktopやWindows 365、管理者が提供する仮想アプリやデスクトップ、またはリモートPCに接続できるツールです。リモートPCについては、 Windows Professional または Windows Enterprise、および Windows Serverに限られます。
マイクロソフト公式リリースは「すべてのユーザーが待っていた更新がついにリリースされます」と謳っています。アップデート内容は次の通りです。
外部モニター (AirPlay または物理ケーブルを使用した iPad や iPhone) にセッションを表示する
場所のリダイレクト (デバイスの場所と Windows 11 以降のサーバーへのアクセスが必要)
すでに本アプリはマルチタッチ対応、オーディオとビデオのストリーミングも可能であり、出先のスマホやタブレット機器からPCのデスクトップにアクセスできる便利な手段となっていました。
ただし、iPhoneを外付け画面に有線接続するためには、Lightning - Digital AVアダプタなどが必要であり、手軽とは言い難くはあります。
USB-CコネクタないしThunderbolt / USB 4を備えたiPadであれば、 Alt-Mode対応ケーブル1本あれば外部ディスプレイと接続できるため、より実用的と言えそうです。