Googleの廉価スマホ「Pixel 8a」予測CG画像。Pixel 7aより小型でフラットディスプレイ採用?

ガジェット スマートフォン
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

  • X

著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

Googleは先日Pixel 8シリーズを正式発表したばかりですが、スマートフォン関連の事前情報に詳しいリーカーが早くも廉価モデル「Pixel 8a」の再現CG画像を公開しました。

Pixel aシリーズは、上位のPixel 6やPixel 7といった製品と近いスペックを持ちながら、カメラ等のコストを抑えてより手頃な価格にしたモデルのこと。

以前は「aシリーズはPixel 7aが最後」という説もありましたが、最近はPixel 8a(仮)のリークと称する情報が相次いでいました。

実績ある著名リーカーOnLeaksはインドのメディアSmartPrixと共同で、非公式情報に基づくという「Pixel 8a」の再現CG画像を公開しています

あくまで非公式、真偽不明の「自称」リークではあるものの、同じ顔ぶれが公開したPixel 7aの予測画像や仕様は非常に正確でした

この予測画像によれば、Pixel 8aはPixel 7aのデザインを一部だけ引き継ぎつつ、Pixel 8シリーズの要素も備えています。

背面のカメラバーはPixel 7aのまま、Pixel 8 Proのような表面温度センサはナシ。

約6.1インチの画面はフラットディスプレイでPixel 8と似ています。画面上部に自撮りカメラの視野を確保するパンチホールがあるのは、最近のPixelシリーズ共通です。

本体サイズは152.1x72.6 x 8.9mmで、Pixel 7a(152.4x72.9x9.0mm)より少し小さくてスリムに。前モデルの角張った形から角が丸みを帯びたものになり、Pixel 8シリーズでの変化に沿ったデザインです。

筐体の下部にはUSB Type-Cポートとステレオスピーカーがあり、電源と音量ボタンは右側面、SIMトレイは左側。そしてGoogleロゴが背面に入っているなど「いつものPixelスマホ」です。

すでにPixel 8aの開発コード名である「Akita」を持つデバイスは、定番ベンチマークサイトGeekbenchに登場しています

ちなみにPixel 8の開発コード名は「shiba」、Pixel 7 Proは「husky」であり、最近は犬種から取っていると思われます。

このベンチマークが正しければ、Pixel 8aはRAMを約8GB積んでいるようです。Pixel 8シリーズと同じTensor G3チップを積んでいるとの噂話もありました。

またリーカーのAbhishek Yadav氏はXに、Pixel 8aと称するハンズオン画像を公開しています。日付はPixel 8シリーズが正式発表される前のことです。

これらのリーク情報がもし本当であれば、またもや上位機種を脅かしかねない優れた製品になりそうですが、Pixel 7aのようにGoogleみずから「コスパ抜群」とアピールするお買い得価格になると期待したいところです。


《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

  • X

著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。