Googleは先日Pixel 8シリーズを正式発表したばかりですが、スマートフォン関連の事前情報に詳しいリーカーが早くも廉価モデル「Pixel 8a」の再現CG画像を公開しました。
Pixel aシリーズは、上位のPixel 6やPixel 7といった製品と近いスペックを持ちながら、カメラ等のコストを抑えてより手頃な価格にしたモデルのこと。
以前は「aシリーズはPixel 7aが最後」という説もありましたが、最近はPixel 8a(仮)のリークと称する情報が相次いでいました。
実績ある著名リーカーOnLeaksはインドのメディアSmartPrixと共同で、非公式情報に基づくという「Pixel 8a」の再現CG画像を公開しています。
あくまで非公式、真偽不明の「自称」リークではあるものの、同じ顔ぶれが公開したPixel 7aの予測画像や仕様は非常に正確でした。
この予測画像によれば、Pixel 8aはPixel 7aのデザインを一部だけ引き継ぎつつ、Pixel 8シリーズの要素も備えています。
背面のカメラバーはPixel 7aのまま、Pixel 8 Proのような表面温度センサはナシ。
約6.1インチの画面はフラットディスプレイでPixel 8と似ています。画面上部に自撮りカメラの視野を確保するパンチホールがあるのは、最近のPixelシリーズ共通です。
本体サイズは152.1x72.6 x 8.9mmで、Pixel 7a(152.4x72.9x9.0mm)より少し小さくてスリムに。前モデルの角張った形から角が丸みを帯びたものになり、Pixel 8シリーズでの変化に沿ったデザインです。
筐体の下部にはUSB Type-Cポートとステレオスピーカーがあり、電源と音量ボタンは右側面、SIMトレイは左側。そしてGoogleロゴが背面に入っているなど「いつものPixelスマホ」です。
すでにPixel 8aの開発コード名である「Akita」を持つデバイスは、定番ベンチマークサイトGeekbenchに登場しています。
ちなみにPixel 8の開発コード名は「shiba」、Pixel 7 Proは「husky」であり、最近は犬種から取っていると思われます。
このベンチマークが正しければ、Pixel 8aはRAMを約8GB積んでいるようです。Pixel 8シリーズと同じTensor G3チップを積んでいるとの噂話もありました。
またリーカーのAbhishek Yadav氏はXに、Pixel 8aと称するハンズオン画像を公開しています。日付はPixel 8シリーズが正式発表される前のことです。
これらのリーク情報がもし本当であれば、またもや上位機種を脅かしかねない優れた製品になりそうですが、Pixel 7aのようにGoogleみずから「コスパ抜群」とアピールするお買い得価格になると期待したいところです。