マイクロソフトは、傘下であるMojang Studiosの人気サンドボックスゲーム『Minecraft』の販売本数が3億を超えたと発表しました。
Mojang StudiosのMinecraft担当VP、ヘレン・チャン氏は「15周年を迎えるにあたり、Minecraftは引き続き史上最も売れたゲームのひとつであり、その販売本数は3億本を超えました。これは、最初のブロックをおいた時には、誰も夢にも思わなかったマイルストーンです。私たちの素晴らしいコミュニティは、Minecraftのいま、そして未来の姿を作り上げてきました。今後も新たなMinecraftのコンテンツや体験を共有するのが楽しみでなりません」とコメントしています。
2009年にパブリックアルファ版として登場して以来、Minecraftは広大な世界で自由に遊べるサンドボックスゲームとして、多くのファンを惹きつけてきました。プレイヤーはボクセル型の仮想世界を探索・サバイバルしたり、建築にアイデアや工夫を凝らしクリエイティブな体験を楽しむことができ、年齢を問わず誰でも楽しめる作品になっています。また対応するハードウェアも幅広く、PCやPlaystationシリーズ、Xboxシリーズといった高性能機だけでなく、タブレットやスマートフォンでも始めることが可能。活発なコミュニティの存在もこのゲームの持続力になっていそうです。
ちなみに「市場最も売れたゲーム」に関しては、『テトリス』の売り上げ本数が1億7000万本と言われていますが、ザ・テトリス・カンパニーのヘンク・ロジャース氏は2014年に『テトリス』はモバイル向けのダウンロードだけで4億本以上売れたと発言していました。また、Rockstar Gamesの『Grand Theft Auto V』はパブリッシャーのTake Interactiveが2024年度第1四半期の業績発表で1億8500万本以上を売り上げたと発表しています。