コーダー御用達キーボードHHKB ことHappy Hacking KeyboardシリーズのPFUが、新ラインとなる製品『HHKB Studio』を発表しました。
HHKB Studioはコンパクトな筐体にミニマルなキー配列は従来のHHKBそのまま、鍵盤中央にポインティングスティックを搭載。
さらにキーボード側面にはスライド操作できる4つのジェスチャパッドを備え、マウスやトラックパッドに手を伸ばさずポインタの移動やクリエイティブアプリの操作が可能です。
キーボードとして最も重要なキースイッチは、ホットスワップ対応のメカニカル式を採用。
デフォルトでは押下圧45gで静音のリニアスイッチを採用しますが、ユーザーが好みのキーを好みの打鍵感や色に交換できます。
HHKBといえばミニマルなキー配列で余計なものを足さない哲学で長らく愛されて来ましたが、新型HHKB Studioは従来のHHKBとは独立した新ラインとして「オールインワン」がコンセプト。
従来のコーディング志向に加えて、動画編集やXRアプリ開発など、コーディングと境界線が曖昧になりつつあるクリエイティブ用途もアピールします。
そのほか、ソフト・ハード両方面からの強烈なカスタマイズ機能も特徴。キー配列を自在に独自マッピングできるのはもちろん、4つのジェスチャパッドに様々な機能やキー、組み合わせを登録したり、カスタマイズしたプロファイルをキーボード本体に記憶して素早く選択もできます。
接続はBluetoothとUSB-Cハイブリッド。Windows PCやMac、Android 、iOS / iPadOS等々、様々な機器に対応します。
バッテリーは乾電池式。筐体がやや大きくなったこともあり、電池ボックスのでっぱりもありません。
HHKB Studio は英語配列 / 日本語配列ともに税込4万4000円。PFUダイレクトですでに販売中です。