KDDIが携帯電話 INFOBARの発売20周年を記念して、10月31日を『INFOBARの日』に制定しました。
20周年にあわせデザインの歴史とau Design projectの今後を示す二つの展覧会を開催するほか、「インフォバー飴」などコラボグッズも販売します。
多摩市のKDDI MUSEUMでは開発背景や歴史を振り返る『INFOBAR大百科展』を10月30日から1月19日まで開催します。
赤坂の21_21 DESIGN SIGHTでは、au Design projectの今後の取り組みも含む『Digital Happiness展 いとおしいデジタルの時代。』を11月23日から12月10日まで開催。
INFOBARは2023年10月31日にauが発売した携帯電話。「スマホ」ではないフィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」時代の携帯電話です。デザイナーは深澤直人、製造は三洋。
auが展開したデザインコンシャスな携帯電話の開発プロジェクト au Design Project の第一弾にあたる製品で、「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」といった名前どおりアイコニックなテンキー(タイルキー)で長く記憶に残る機種となりました。
20周年の取り組みとしては、例の記念日協会が「制定」する記念日はさておき、二つの大規模な展覧会と、オリジナルグッズの販売、20周年記念映像の公開などを実施。
記念映像はシリーズのUIデザインを担当した中村勇吾氏が生成AIを用いて制作した「INFOBAR 20th ANNIVERSARY Movie ~Past and the Future : History of au Design project~」。各会場および公式YouTubeで公開するほか、連動したオンライン謎解きゲームも実施します。
記念グッズは大正8年創業の飴店 大文字飴本舗とコラボした「インフォバー飴」、創業189年の文具メーカー古川紙工とコラボしたステーショナリー、ハンカチ専門店 CLASSICS the SMall Luxury コラボでインフォバーの刺繍を施したハンカチ二種などがあり、展覧会の各会場で販売します。
インフォバー飴はNISHIKIGOIカラーの3色。INFOBAR 2は「溶けかけた飴」と表現された有機的な丸みが特徴でしたが、インフォバー飴はタイルキー部分に見立てた四角く薄い形状です。