メタバースに入ったときに1to1の認証ができる? そんな可能性を秘めた完全ワイヤレス型ヒアラブルデバイス(イヤホン型ウェアラブルデバイス)「RN002 TW」(4万2800円)を使ったアイデアソンを11月20日開催します。参加者のうち希望者にはRN002 TWを貸し出します(※貸し出しは締め切りました)。
アイデアソン参加申し込みはこちら(Peatix)ヒアラブルデバイスとは?
ヒアラブルデバイス「RN002 TW」は、NECの生体認証技術の1つである耳音響認証を搭載したイヤホン型ウェアラブルデバイスです。耳音響認証とは、耳の穴を含む頭部の内部構造が人によって異なることを利用して個人認証を行う生体認証技術のこと。指紋センサーに指を当てたり(指紋認証)、カメラに顔や目を近付けたり(顔認証・虹彩認証)することなく、イヤホン型のデバイスを耳に装着することで個人認証できることが特徴です。
さらにこのヒアラブルデバイスには、9軸センサーに加え、外耳孔表面温度や脈関連情報のデータを取得する機能を搭載しています。
9月8日の発売日以降、ヒアラブルデバイスが取得するデータを使ってスマホアプリを開発できるSDK(ソフトウェア開発キット)を購入者限定で提供中。ヒアラブルデバイスの各種機能を試せるサンプルアプリのソースコードもGitHubで公開しています。
開発者のビジョン、未来のコミュニケーションとは?
開発を担当したNECの青木規至(あおき・のりゆき、生体認証・映像分析統括部・プロフェッショナル)さんは、コミュニケーションの未来をこう想像します。「スマホがなくてもコミュニケーションが成立する世界。画面を見ずに手も自由に使える、ノールック、ハンズフリーな世界なのです」
Web3の文脈で語られることの多い、自律分散型組織「DAO(Decentralized Autonomous Organization)」を目指すときにもこうしたコミュニケーションのスタイルが重要なのではと話します。
11月20日開催のアイデアソン
今回、このRN002 TWを開発したNECの協力のもと、アイデアソンを実施します。ヒアラブルデバイスで実現できる世界はどんなものなのでしょうか。皆さんと一緒にアイデアを出していきたいと思います。
当日のファシリテーターは佐藤彩夏(さとう・あやか)さん。QUANTUM(博報堂発スタートアップスタジオ)にてクリエイティブテクノロジストとして大企業やスタートアップの新規事業の支援、自社事業の立ち上げを担当。2018年よりクックパッドに参画し、新規事業のPdMおよびUI/UXデザインを担当してきました。今回のアイデアソンでもいくつかのフレームワークを駆使して、参加者をモチベートしていきます。
博士(学際情報学)。2010年、慶應義塾大学在学中に未踏に採択。2014年、東京大学大学院博士課程在学中に研究仲間とハードウェアスタートアップ起業。2015年、株式会社QUANTUM(博報堂発スタートアップスタジオ)にてクリエイティブテクノロジストとして大企業やスタートアップの新規事業の支援、自社事業の立ち上げを担当。2018年よりクックパッド株式会社に参画。新規事業のPdMおよびUI/UXデザインを担当。2019年、未踏ジュニアPMに就任。2021年~現在、東京大学にて新規事業の講義を担当。2022年12月に独立し、デザイン思考のワークショップなどで企業の新規事業/既存サービス改善を支援。
概要
日時 :2023年11月20日
定員 :30人
参加費 :無料
場所 :マクアケ 東京本社 イベントスペース
住所 :東京都渋谷区渋谷2-16-1 Daiwa渋谷宮益坂ビル 10F
当日のタイムテーブル(予定)
18時30分:開場
19時00分:開始
19時05分:ヒアラブルデバイスについて説明
19時25分:アイデアソン開始
20時25分:アイデア発表会開始
21時00分:アイデアソン終了、懇親会開始
22時00分:解散
それでは当日の皆さまのご参加お待ちしております。会場でお会いしましょう。
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