ITGマーケティングは12月下旬、Samsung製のポータブルSSD「Samsung Portable SSD T5 EVO」を発売します。容量は2TB / 4TB / 8TBの3モデル。価格はオープンですが、Amazonでは2TBが2万6747円からで予約受付中です。
T5 EVOは、Samsungの人気ポータブルSSD「Samsung T5」の後継モデル。このシリーズでは、すでにT7、T9という上位モデルが発売済み。T5も含めて薄いカード型が特徴的なSSDとなっていました。
これに対してT5 EVOは、横幅が小さくなったものの、厚みが増してサイズは49×95×17mmになりました。ややずんぐりとした印象になりましたが、持ち運びに便利な金属リングも付いたので、キーホルダーに付けられるなど携帯性も向上しています。
本体は金属筐体をゴム素材で覆っており、最大2mの高さからの落下耐性も備えます。重さは約102g。
肝心の性能ですが、インターフェースがUSB 3.2 Gen 1(5Gbps )で転送速度はシーケンシャル読み出し、書き出し共に最大460MB/s)。Samsung T7(USB 3.2 Gen 2)の1000MB/sやSamsung T9(USB 3.2 Gen 2×2)の2000MB/sのと比べると見劣りします。
その分価格が抑えられていると言えれば良かったのですが、実売ベースではSamsung T7の2TBも2万円前半で購入可能なので、大きな差はありません。
一方 T5 EVOは、ポータブルSSDでは珍しい4TBや8TBがラインアップされていることや、スティック状でリングがついた携帯性、ゴム被覆の耐衝撃性などが魅力です。大容量を活かした写真や動画のバックアップであれば、転送速度もそれほど気にならず、ぴったりの用途かもしれません。
¥22,480
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)