マイクロソフトは、VRヘッドセットMeta Questシリーズ向けにクラウドゲーミングアプリ「Xbox Cloud Gaming(Beta)」の配信を開始しました。昨年10月に発表した公約が、ようやく果たされました。
対象機種はMeta Quest 2、Meta Quest 3、Meta Quest Pro。マイクロソフトのサブスクリプション「Xbox Game Pass Ultimate」(月額1210円)加入者は、Questヘッドセットと対応コントローラーがあれば、何百ものXboxゲームを仮想の大画面でプレイできます。
本アプリはMeta Questストアから入手が可能です。対応コントローラはXboxコントローラー、PS4コントローラおよびNintendo Switch Proコントローラ。今後、PS5コントローラへの対応も予定しています。
始め方は簡単で、画面の指示に従ってMicrosoftアカウントにログインし、Meta Questヘッドセットと対応コントローラをペアリングするだけ。この際、MicrosoftアカウントはXbox Game Pass Ultimate加入済みである必要があります(100円で試用できるトライアル版でも利用可能)。
超大作オープンワールド『Starfield』や、セガが発売したばかりの『龍が如く7外伝 名を消した男』、名作ゲームの復刻版『ゴールデンアイ 007』も遊び放題。ただし、上記の通りゲーム専用コントローラのペアリングは「必須」であり、Touch Plusコントローラは使えません。
ディスプレイサイズは4種類から選ぶことができ、Xboxをテーマにした没入型の仮想空間、あるいはMeta Quest 3/Quest Proのフルカラーパススルーで現実の景色の中でも楽しめます。
実際に手元のMeta Quest 3で試したところ、いたってスムーズに遊ぶことができました。もちろんネットワークの速度に大きく依存しているはずですが、その気になれば「寝転びながら大画面で『Starfield』をプレイ」も可能でしょう。
先日のQuest版Steam Linkアプリ配信に続き、VRヘッドセットで遊べるゲームライブラリが一気に大充実したと言えそうです。
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