Googleは12月14日、Pixel Buds ProでGoogleアシスタントのクイックフレーズが利用可能になったと発表しました。Pixel Foldを含むPixel 6以降との組み合わせで利用できます。
クイックフレーズは、「OK Google」などのコマンドワードなしでGoogleアシスタントを利用できる機能。クイックフレーズ自体、Pixel 6以降ではこれまでも利用できましたが、これがPixel Buds Proからも使えるようになりました。
日本語でも利用できますが、もちろん、すべての指示でコマンドワードが不要になるわけではなく、いまのところPixel Buds Proから使えるのは電話の着信時のみ。Pixelからは、ほかにアラームとタイマーでも利用できます。
そんなクイックフレーズですが、PixelおよびPixel Buds Proで使う上での注意点があります。Voice Matchに関係なく反応してしまうようで、例えば、着信時に近くで他の人が「応答する」と言ったり、Googleアシスタントが「応答」に似た音声を検出した場合には、意図せずに通話が繋がることがあるとのこと。
着信に気が付かない状態で「応答する」と話してしまった場合も同様で、いつの間にか電話が繋がっている状態になってしまう可能性があります。
着信時には「応答する」のほかにも、「拒否する」「サイレント」がクイックフレーズとして利用できます。
クイックフレーズは、Googleアシスタントの「クイックフレーズ」から設定可能。Pixelスマホで「OK Google、アシスタントの設定を開いて」と言えば設定画面が開きます。着信時の設定は、デフォルトでは無効になっているはずです。