マイクロソフト、Meta Quest版Officeアプリ配信開始。WordとExcel、PowerPoint並べマルチタスクも

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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マイクロソフトはVRヘッドセットMeta Questシリーズ向けに、OfficeアプリWord、Excel、PowerPointの3つを配信開始しました。

Xbox Cloud Gaming(Beta)に続き、昨年10月の予告を実現したかたちです。


対象機種は初代Meta Quest(Oculus Quest)、Meta Quest 2、Meta Quest 3およびMeta Quest Pro。3つのアプリはすべてMeta Questストアから無料で入手でき、いずれもBluetoothキーボードとマウスに対応しています。

利用にはMicrosoftアカウントのログインが必要です。いずれかのアプリに一度ログインすれば、3つのアプリを全て使うことが可能。すでにXbox Cloud Gamingでログイン済みの場合は、再ログインの必要はありません。


各アプリの必要空き容量はそれぞれ約2.3MBと非常に小さく、内蔵ストレージを圧迫しません。すべてクラウド上で実行しているおかげでしょう。

アプリ起動後は、新規ファイルをテンプレートを選んで作成する画面が表示。過去にOneDrive上にファイルを作成・編集したことがあれば、その履歴も表示されます。

また3つのアプリを同時に起動しても動作が重くなる様子はなく、画面下にあるユニバーサルメニューバー上のアイコンをタップすることで、マルチタスクの切り替えも可能です。

さらに各アプリのアイコンを長押しすると、左・真ん中・右と3つのウィンドウ位置が表示。そのどれかにドラッグすることで、3つのアプリを並べて実行できます。

ジェスチャーコントロールにも対応し、バーチャルキーボードも使えますが、文書を確認するだけでなく編集も必要なら、現実的な作業効率でいえばBluetoothキーボードやマウスの接続をお勧めします。

ヘッドセットを被りながらキーボードと手の両方が3D表示される「トラッキングキーボード」は対応機種が限られますが、Quest 3やProならばパススルー表示で手元を確認しつつ作業もできます。

以上、おおよその使い方は以下の動画で紹介されています。


Meta Quest 3 128GB
¥74,800
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—128GB
¥38,891
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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