Galaxy S24(仮)のカメラやAI機能の仕様が流出?通話を同時通訳、Ultraはチタン製の可能性

テクノロジー Science
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズが1月中旬に発表されるとの見通しは、複数の情報源が伝えています。

そんななか、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」で4K/120fpsの録画が可能であり、全モデルとも電話中の同時通訳がサポートされると著名リーカーらが主張しています。

まず先月下旬、Galaxy S24シリーズが1月18日深夜(韓国現地時間)に発表されることや、全モデルのサムスン公式らしきスペックシートがリークされました。

そこには、米国向けには全モデルともクアルコム製SoCのSnapdragon 8 Gen 3を搭載することや、画面のピーク輝度が2600ニトにも及ぶこと(iPhone 15 Proが2000ニト)であること、Ultraのケースはチタン製であること。さらには「Galaxy AI is coming」(Galaxy AIがまもなく登場)として、AI機能を予告するフレーズも確認できました。

それに続き、著名リーカーIce Universe氏は「Galaxy S24 Ultraは4K 120fps動画」とX(旧Twitter)にポスト。「この機能は最終的には外される可能性がある。現在テスト中」と但し書きを付けています。

現行モデルのGalaxy S23 Ultraでは、4K録画は最大でも60fpsです。イメージセンサーのISOCELL HP2は4K/120fps撮影が可能ですが、ソフトウェアが対応していないようです。

Galaxy S24 Ultraのビデオ撮影機能については、最大5倍ズームで8K動画が撮れると主張するリーカーもいました。

そしてAI機能については、次期One UI 6.1ベータ版から手がかりが見つかっていました。その中の1つ「音声通話中の同時通訳」は日経新聞も独自の情報源を元に報じています

それに続き、リーカーのArsène Lupin氏が「Galaxy Eureka AIソフトウェア」として公式らしき情報をポスト。このLupin氏は、上記のGalaxy S24全モデルのスペックシートを公開した人物です。

そこには、新たな機能の箇条書きが列挙。その中で主なAI関連機能は、次の通りです。

  • ライブ翻訳:Samsung Phoneアプリから、ライブ翻訳により、その場で外国語を話せます

  • Nightography(夜間撮影)ズーム: 夜を明るく照らします。信じられないほどの低照度撮影が簡単になりました

  • 生成編集:(写真内で)オブジェクトを移動または削除します。生成編集で空のスペースを満たせます。サムスンアカウントのログインとインターネット接続が必要です

このうち生成編集については、動作がオンデバイスで完結せず、少なくとも一部をクラウドサーバーで処理すると示唆しているようです。

クアルコムはSnapdragon 8 Gen 3ではNPU(Neural Processing Unit)の性能が大幅に向上し、「生成AIの新時代を切り拓く」と述べていました。それでもなお、全てのAI機能をローカルで処理するのは荷が重いのかもしれません。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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