アップルは1月24日から、Apple Musicユーザーを対象とするクラシック音楽専用ストリーミングサービス「Apple Music Classical」を日本でも提供開始します。
iOS版アプリはApp Storeで予約受付中。同時に韓国や香港、台湾やマカオでも利用可能となります。
Apple Musicに加入しているユーザーであれば、利用に追加料金は必要ありません。
Apple Music Classicalは、昨年3月末から開始したサービス。当初から、日本を含むアジアの複数の国で遅れて提供すると予告していました。
Apple Music Classicalは開始時から500万以上の楽曲をそろえ、著名な作品から忘れ去れた作品まで幅広く網羅した「世界最大のクラシック音楽のカタログ」を誇るとうたいます。
Apple Musicとは別サービス、別アプリとした理由の一部は、同じ楽曲を多数のアーティストが演奏したり、曲名が長くなりがちといった、クラシック音楽特有の事情に対応すること。
楽曲を見つける面では「あらゆる作品を(クラシック音楽に)最適化した検索機能によって簡単に見つける」ことが可能と表現しています。
たとえば「ベートーヴェン 5」といったキーワードを入力すると、ソナタから協奏曲、交響曲まで、関連した作品がすべて表示。そこから、作品ごとに用意された何百ものレコーディングにたどり着けるという具合です。
さらに有名な作品に関しては独自のページが用意され、何百ものレコーディングを簡単に閲覧可能。どれから聴けばいいか迷った場合は、「エディターのおすすめ」や最も人気のあるレコーディングを参照でき、定評あるものを探しやすくなっています。
また「没入感のある空間オーディオで最高の音質を楽しみ、多くのクラシック音楽をまったく新しい方法で体験し、エキスパートが監修したプレイリストや洞察に満ちた作曲者紹介や何千もの作品解説など、様々なコンテンツを楽しむこと」ができるのも特徴です。
当初Apple Music ClassicalはiOSのみ専用アプリを用意しましたが、今ではAndroid用アプリもGoogle Playストアにて提供しています。