電動ポンプでスマホを真空吸着する車載スタンドAirput発売。耐荷重最大8kg、15WのQi充電にも対応

ガジェット アクセサリ
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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スマートフォン関連の各種アクセサリを手掛けるDeff(ディーフ)が、電動エアポンプを内蔵したスマートフォン向けの車載充電スタンド「Airput」を発売しました。公式ストアでの価格は6979円。


2023年夏にMakuakeで先行販売を実施していた製品で、当初は11月中に出荷の予定でしたが、やや遅れて1月初めに出荷が開始されました。

最近の車載スタンドは、MagSafe互換のマグネット式のほか、スマートフォンを側面からつかむアーム式の2つが主流。しかしマグネット式は走行の振動で外れてしまったり、アーム式は側面のボタンを押してしまったり、対応機種を選んだり、操作がしづらいという問題もあります。

これに対してAirputは、強力な電動エアポンプを使用。ようするに吸盤で吸い付く形ですが、負圧センサーにより、吸引力が弱まると自動的にエアポンプを作動させ吸引力を維持します。MAX耐荷重は8kg(吸引圧力60KPa)と強力です。水平の力に対しては5kg。

また Qi規格のワイヤレス充電も備えており、対応機種ではMax15Wの高速充電に対応。利用するにはPD3.0に対応した充電器が必要です。iPhoneの場合は最大7.5W給電。

Airputは内部に予備のバッテリーを内蔵し、エンジン停止後などにスマートフォンが落下しないよう、エアポンプの動作を約3~5時間維持します。ただし、この予備バッテリーでスマートフォンの充電はできません。

車への取り付けには、エアコン吹き出し口のフィンを利用。よくあるV字のクリップ式ではなく、コの字型のクランプで挟み込む形なので、フィンの厚さに関係なくしっかりと固定できるとのことです。こちらのマウントで車載する場合の耐荷重は最大2kg。

なお、Airputの首部分には17mmのボールジョイントを採用しているので、同じサイズのボールジョイントを持つ卓上スタンドなどに取り付ければ、机上でタブレットの保持なども行えるとのことです。

▲Makuakeで紹介されていた使い方。ただし、社外マウントの組み合わせで生じる問題に関しては責任を負えないとのこと

電力供給は必要ですが、マグネットではないので幅広い製品で使えるのが特徴です。車を持っていない人でも、アイデア次第で使い道が広がりそうです。


《山本竜也》
山本竜也

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