ONEXPLAERは1月16日、Windows搭載のポータブルゲーム機の新モデル「ONEXPLAER X1」を中国で発表しました。まもなくIndiegogoでの先行予約を開始する予定です。
ディスプレイの左右に着脱式のコントローラーを備えるというスタイルは、ONEXPLAYER 2 / 2 Proから踏襲。ただし、画面サイズが8.4インチから10.95インチ(2560×1600ピクセル)へと大型化しています。
このため、コントローラーを装着すると逆にプレイしづらそうにも思いますが、大きいと思っていたSteam Deckもしばらく使ってみるとちょうどいいサイズ感だと感じるようになったので、こちらもすぐに慣れるのかもしれません。
おそらく、ONEXPLAER 2 / 2 Proと同様にコントローラー側にはバッテリー非搭載と思われますが、今回も専用のアダプタを装着することで独立したコントローラーとして利用は可能です。
画面が大型化したことで、タブレットPCとしては利用しやすくなっている印象です。着脱式の専用キーボードも用意されています。
CPUにはIntel Core Ultra 7 155Hを搭載。内蔵GPUはIntel Arcグラフィックスとなります。ONEXPLAYERによると、ゲーミングUMPCで採用が多いAMD Ryzen 7 7840Uとの比較では約10%パフォーマンスが向上しているとのことです。
メモリはLPDDR5X 7467MHzで最大容量64GB。ストレージはM.2 2280 PCIe 4.0 SSD。インターフェースにはThunderbolt 4、OCulinkポート、USB 4.0×2。同社の外付けGPUであるONEXGPUとOCulinkで接続でき、Indiegogoではセット販売も行われる予定です。
バッテリー容量は65.02Whで、ゲームは3時間以上、動画再生は10~12時間可能。100WのGaN充電器を使えば40分で50%の充電できるとのことです。
Core Ultra 7 155Hを搭載したゲーミング端末としては、MSIもClaw A1Mを発表済み。実際の性能などは実機が出てくるまではなんとも言えませんが、今年はCoore Ultra搭載のゲーミング端末が増えていきそうです。
¥99,800
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