Googleは1月25日、Pixel 8の新色Mintの発表にあわせて、1月度のPixel Feature Dropの内容を公開しました。1月26日から順次展開します。
新機能としては、SamsungのGalaxy S24シリーズと同時発表していた「かこって検索」が、米国時間1月31日からPixel 8 / Pixel 8 Proでも利用可能になります。
従来のGoogleレンズに近いものですが、ホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しすることで、アプリを切り替えることなく「かこって検索」のUIが表示され、調べたいものを丸で囲んだり、なぞったり、タップするだけで検索できる機能です。
Googleメッセージには「フォト文字」を追加します。フォト文字は2023年11月に発表していた機能。単に写真を添付するだけではなく、ユーザーやペットの写真を切り抜いてステッカーのような「フォト文字」に変換して送信できます。
画像でチャットが埋まってしまい、メッセージが読みにくいといったこともなくなりそうです。
またCES 2024で発表されていた、「ニアバイシェア」から「クイック共有」への変更もあらためて紹介しています。
従来のAndroid標準のファイル共有機能ニアバイシェアが、Galaxyシリーズのクイック共有と統合。Androidだけでなく、ChromeOSやWindowsデバイスにコンテンツを送信できます。
最後に、Pixel Buds Proの音声切り替えが、Pixel Watch上から行えるようになることも発表されました。Pixel Buds Proはマルチペアリングに対応しており、通常は自動的に接続先が切り替わりますが、これをPixel Watchから切り替え可能になるとのことです。
なお、海外ではPixel 8 Proの温度計を利用し、体温測定も可能になります。ただ、残念ながら日本向けには発表がありません。
日本では電子体温計はクラスIIの管理医療機器に分類されているので、販売には薬機法に基づく許認可が必要です。せっかくセンサを搭載しているのなら、ぜひ日本でも使えるようになることを期待したいところです。