OPPO傘下のOnePlusが、新スマートウォッチ「OnePlus Watch 2」を2月26日から開催のイベントMWC 2024にて発表すると予告しました。
OnePlusは、2021年4月に159ドルという安価なスマートウォッチOnePlus Watchを発売済み。しかし、それから3年間、スマートウォッチはリリースしていませんでした。
これについて、OnePlusのCOOであるKinder Liu氏は「3年間の休止と反省の期間を経て」スマートウォッチシーンに復帰すると説明しています。
初代のOnePlus Watchは価格が安く、またフラッグシップキラーと呼ばれていたOnePlusが手掛けるスマートウォッチということで大きな話題になっていました。しかしながら、各所のレビューでは酷評に近い評価をされています。
仕様としては、RTOS(real-time OS)ベースの独自OSを搭載しフィットネストラッカーや睡眠計測、心拍モニタリングなど一通りの機能を搭載。
1回の充電で約2週間のバッテリー持ちをうたうなど、スマートウォッチとしての機能は一通り備えていましたが、肝心のフィットネストラッカーなどの精度が期待外れだったようです。
そのような評価だった初代から、3年の時を経てリリースされる第2世代モデルですが「フラッグシップ・キラー」から「エコシステム・ビルダー」へと変貌を遂げるという決意を示したモデルとのこと。
仕様の詳細はまだ明かされていませんが、バッテリー持ちはスマートモードで最大100時間。このスマートモードがスマートウォッチとしてフル機能を使える状態なのか、よくある時計表示だけの省電力モードのことなのかはわかりません。
ケースはステンレスでディスプレイにはサファイアガラスを採用。2023年12月にリリースされたOnePlus 12と同様のフラッグシップ・デザインを採用しており、OnePlus 12の完璧なパートナーだとしています。
AndroidのスマートウォッチではWear OSが息を吹き返し、これにAmazfitやHUAWEIなどの独自OS採用モデルが続いているという状況です。
満を持してリリースされる第2世代モデルなので、今回も期待外れということはないと思いたいですが、売れるかどうかは価格次第という気もします。とりあえずは、MWCでの正式発表を期待して待ちたいところです。