アップル、空間オーディオ対応ヘッドホン「Beats Solo 4」まもなく発表? iOSプレビュー版から画像や手がかり見つかる

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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iOSのプレビュー版から、Beatsブランドのヘッドホン Beats Solo シリーズの新製品、Beats Solo 4 が見つかりました。

アップルはiOSの次期バージョン、iOS 17.4を3月から配信する予定です。

主な内容としては、EUで決定した規制に従い、EU圏内ユーザー限定でSafariブラウザの初回起動時に他社製ブラウザ選択肢を提示したり、自社のApp Store以外の代替アプリストアが使えるようにすることが含まれます。


このアップデート内容や配信時期は、アップルが公式リリースで予告していることです。同社がiOSアップデート配信時期を事前に明かすのは異例ですが、なぜかといえばEUで施行されるDMA(デジタル市場法)に準拠するため。

欧州委員会マルグレーテ・ベステアー委員長も、同社のティム・クックCEOに期限が迫っていると念を押していました

そしてアップルは今週初め、iOS 17.4 RCを開発者とベータテスト参加者向けに公開。その内部ファイルから、アップル関連情報サイトMacRumorsが未発表の新型ワイヤレス・オンイヤーヘッドホン「Beats Solo 4」の手がかりを発見しました

ここでいうRCとはリリース候補版(Release Candidate)の略で、特に問題がなければ、このまま正式版として配信するバージョンです。つまり、基本的にアップルは本バージョンの内容を変えず、まもなく配信する予定ということです。

RC版からアップルの未発表製品が見つかった前例はいくつかあり、昨年5月にもBeats Studio Proが公式発表前に報告されていました。


このiOS 17.4 RCから、Beats Solo 4の画像や関連コードが発見。以下、現時点で判明したことです。

  • デザインは現行モデルBeats Solo 3と似ているが、上位モデルBeats Studio Proに近づける微調整あり

  • パーソナライズ可能な空間オーディオ対応

  • 本体色はブラック、ピンク、ブルーの3色

  • Beats Studio Proと同じジェスチャーに対応し、“b”ボタンを押すことで再生/一時停止、着信に応答、2回押しで曲をスキップ、長押しでSiriを起動

  • 前モデルのMicro-USBポートからUSB-Cに変更

アップルが現行のBeats Solo 3を発表したのは2016年9月、初代AirPodsと同時でした。その後に新色は何度か投入されましたが、中味は当初から何も変わっていません。

現在、日本国内ではBeats Solo 3は実売価格が約2万円、Beats Studio Proは約4万円ですが、久しぶりの新製品の価格も気になるところです。


《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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