iOSのプレビュー版から、Beatsブランドのヘッドホン Beats Solo シリーズの新製品、Beats Solo 4 が見つかりました。
アップルはiOSの次期バージョン、iOS 17.4を3月から配信する予定です。
主な内容としては、EUで決定した規制に従い、EU圏内ユーザー限定でSafariブラウザの初回起動時に他社製ブラウザ選択肢を提示したり、自社のApp Store以外の代替アプリストアが使えるようにすることが含まれます。
このアップデート内容や配信時期は、アップルが公式リリースで予告していることです。同社がiOSアップデート配信時期を事前に明かすのは異例ですが、なぜかといえばEUで施行されるDMA(デジタル市場法)に準拠するため。
欧州委員会マルグレーテ・ベステアー委員長も、同社のティム・クックCEOに期限が迫っていると念を押していました。
そしてアップルは今週初め、iOS 17.4 RCを開発者とベータテスト参加者向けに公開。その内部ファイルから、アップル関連情報サイトMacRumorsが未発表の新型ワイヤレス・オンイヤーヘッドホン「Beats Solo 4」の手がかりを発見しました。
ここでいうRCとはリリース候補版(Release Candidate)の略で、特に問題がなければ、このまま正式版として配信するバージョンです。つまり、基本的にアップルは本バージョンの内容を変えず、まもなく配信する予定ということです。
RC版からアップルの未発表製品が見つかった前例はいくつかあり、昨年5月にもBeats Studio Proが公式発表前に報告されていました。
このiOS 17.4 RCから、Beats Solo 4の画像や関連コードが発見。以下、現時点で判明したことです。
デザインは現行モデルBeats Solo 3と似ているが、上位モデルBeats Studio Proに近づける微調整あり
パーソナライズ可能な空間オーディオ対応
本体色はブラック、ピンク、ブルーの3色
Beats Studio Proと同じジェスチャーに対応し、“b”ボタンを押すことで再生/一時停止、着信に応答、2回押しで曲をスキップ、長押しでSiriを起動
前モデルのMicro-USBポートからUSB-Cに変更
アップルが現行のBeats Solo 3を発表したのは2016年9月、初代AirPodsと同時でした。その後に新色は何度か投入されましたが、中味は当初から何も変わっていません。
現在、日本国内ではBeats Solo 3は実売価格が約2万円、Beats Studio Proは約4万円ですが、久しぶりの新製品の価格も気になるところです。