Apple、空間オーディオ対応ヘッドホン「Beats Solo 4」をまもなく米国で発売?FCC提出書類が見つかる

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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先日、アップルがBeatsブランドの新型ヘッドホン「Beats Solo 4」を準備中であるとの手がかりがiOSプレビュー版から見つかったことをお伝えしました。


このBeats Solo 4が米FCC(連邦通信委員会)のデータベースに登録されたことから、発売が間近に迫っている可能性が高まりました。

米国でスマートフォンなど無線デバイスを販売する前には、まずFCCから承認を受ける必要があります。秘密主義を守るアップルといえども、申請の際には情報を開示せざるを得ないため、FCCのデータベースは「最も信頼性が高いリーク情報源」との声もあります。

今回の申請はアップルが行っており、「Beats Solo 4」の文字列も確認できます

さらにアップル関連情報サイト9to5Macは「信頼できる情報筋」からBeats Solo 4のスペック全般を独占的に入手したと主張。以下、主な内容です。

  • 米国での価格は、2016年に発売した前モデルと同じ199.99ドル。5月2日発売

  • 前モデルのMicro-USBポートからUSB-Cに変更

  • バッテリー駆動時間はSolo 3より10時間アップの50時間

  • 10分の急速充電で、最大5時間のワイヤレス再生が可能

  • ダイナミックヘッドトラッキングに対応し、空間オーディオ体験を強化

  • ドライバーを改良して音響バランスを再設計したことで、サウンド強化が期待できる

  • カスタムメイドの40mmトランスデューサー(小型スピーカー)を採用し、より優れた明瞭度と音域を実現

  • USB-Cはハイレゾ・ロスレスオーディオ対応

  • 3.5mm端子はロスレスオーディオ用として引き続き使用可能

  • Androidでワンタッチペアリング対応

  • 「探す」ネットワーク対応

  • UltraPlushイヤークッションを採用し、一日中快適に使用できる

  • Bluetooth 5.3に対応

  • 新たなアルゴリズムとビームフォーミング・マイクにより通話品質が向上

  • 折りたたみ可能なデザインはそのまま

  • 重さは217g

現在、日本でのBeats Solo 3の定価は2万7800円(実売価格は2万円強)とされていますが、Beats Solo 4は円安を反映して200ドル=3万円程度となるのかどうかは不明です。

またアップルがFCCに申請した以上、米国での発売は確実のはず。日本では同時発売なのか、それとも遅れるのか、続報を待ちたいところです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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