マイクロソフトは、米国太平洋夏時間3月21日午前9時(日本時間の22日午前1時)からSurface製品やWindows、Copilotのオンラインイベント「New Era of Work」を開催することを発表しました。
それ以上の詳細は、マイクロソフト公式には明かしていません。
もっとも、この直前に同社の未発表製品情報に詳しいWindows Centralは「マイクロソフト初のAI PCが、3月21日に発表される」との噂を報じていました。少なくとも、日にちは的中したことになります。
同サイトの情報筋によれば、イベントで登場するのは「Surface Pro 10」および「Surface Laptop 6」。その予想内容は、次の通りとなります。
両モデルにはインテルのCore Ultraチップ/クアルコム製のSnapdragon X Eliteベースのプロセッサが搭載
これら新チップにより、以前のSurface ProやSurface Laptopよりもパフォーマンスと電力効率が大幅に向上。いずれも終日のバッテリー持ちとハイエンド性能を両立
Surface Pro 10は前モデルとデザインは変わらないが、反射防止コーティングした有機ELディスプレイ、NFCリーダーや超広角カメラを搭載
Surface Laptop 6はベゼル幅が狭くなり、新型トラックパッドは触覚タッチ対応、Copilot専用キーと左側面にUSB-C×2とUSB-A×1搭載(USBポートが増える)
Surface Pro 10とSurface Laptop 6は2段階に分けて発売。最初はインテルモデルのみ、6月後半にArm(Snapdragon)モデルが続く
ただしThe Vergeの情報筋は、今回のイベントが「Copilotにより仕事の新時代を前進させる」と銘打っているとおり、ビジネス顧客向けモデルを発表すると主張。上記の有機EL版Surface Pro 10はコンシューマー向けモデルであり、「今春後半」に発表すると述べています。
マイクロソフト公式には「Copilot、Windows、Surfaceを使う環境にAIを拡張する、最新情報をお届けします」とのみ予告しています。Surface PCの新製品と共に、Windows 11向けの新たなAI機能も発表することになりそうです。