マイクロソフトは5月20日(米現地時間)、「ハードウェアとソフトウェアにまたがるAIビジョン」に関する特別イベントを開催する模様です。複数の大手メディアに、同社のサティア・ナデラCEOが上記のテーマについて話すと予告したとのこと。
本イベントは、年次開発者会議「Build 2024」(5月21~23日)が開催される直前のこと。マイクロソフトに招待されたジャーナリストのみ参加でき、ライブストリーミング配信はありません。参加した記者達が新製品の情報や、製品ハンズオンを報告する見通しです。
これに先立ち、マイクロソフトはまもなくオンラインイベント「New Era of Work」を開催します。先日The Vergeの情報筋は、こちらでは「Surface Pro 10」および「Surface Laptop 6」のビジネス顧客向けモデルを発表すると主張していましたが、その2か月後にコンシューマー向けモデルを発表する流れとなるようです。
これらコンシューマー向けSurfaceやWindows 11の新AI機能についての予想は、ざっと次の通りです。
インテルのCore Ultraチップ/クアルコムのPC向け最新チップSnapdragon X Elite搭載モデルあり
いずれも内蔵NPU(Neural Processing Unit)によりWindows 11のAI処理を加速
Windows 11用の「AI Explorer」が登場。PC上で行った全ての操作を自然言語により検索でき、以前の会話やドキュメント、Webページ、画像を探せる(マイクロソフトの未発表製品に詳しいWindows Centralの情報)
マイクロソフトはBuild 2024では「AI、Copilot等」に関する最新情報を知らせると予告しています。その直前に行うAIビジョン・イベントでは、ハードウェアのSurface製品に重きを置くのかもしれません。