Core Ultra搭載のThinkPad X1 Carbonなど、レノボが最新機種14シリーズを発表

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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Core Ultra搭載のThinkPad X1 Carbonなど、レノボが最新機種14シリーズを発表
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レノボは3月26日、コラボレーション体験とアクセシビリティ、サステナビリティへの対応を強化したThinkPadの最新ラインアップ14シリーズを発表しました。3月26日から順次発売となります。

今回発表されたのは、以下の12機種14シリーズ。基本的にCPUにはIntel Core Ultraを搭載しますが、ThinkPad L14 Gen 5とThinkPad L16 Gen 1には、AMD Ryzen 7 PRO 7735U / Ryzen 5 PRO 7535U / Ryzen 3 PRO 7335U搭載モデルも用意されています。

  • ThinkPad X1 Carbon Gen 12

  • ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9

  • ThinkPad T14s Gen 5

  • ThinkPad T14 Gen 5

  • ThinkPad T16 Gen 3

  • ThinkPad X13 Gen 5

  • ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5

  • ThinkPad X12 Detachable Gen 2

  • ThinkPad L13 Gen 5

  • ThinkPad L13 2-in-1 Gen 5

  • ThinkPad L14 Gen 5(Intel / AMD)

  • ThinkPad L16 Gen 1(Intel / AMD)

従来ThinkPad Yogaと呼ばれていた2-in-1モデルが3機種ありますが、今後は2-in-1という名称に変更するとのこと。Yogaという呼び方は今後、Yogaブランドでのみ利用することになります。

▲ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5。前モデルはThinkPad X13 Yoga Gen 4でした

今回のモデルは、「コラボレーション体験とアクセシビリティ、サステナビリティへの対応強化」をうたいます。アクセシビリティとサスティナビリティはわかるとして、コラボレーション体験が少々わかりづらいですが、ようするにオンライン会議の体験を高めようというもので、カメラ機能が強化されています。

そのカメラですが、ThinkPad Tシリーズ、ThinkPad Xシリーズでは500万画素カメラを標準搭載。また、X1 Carbo/X1 2-in-1では、オプションで4K 800万画素 MIPIカメラが選択可能となっています。

アクセシビリティという点では、ThinkPad X1シリーズで、クリックパッド(タッチパッド)の大型化に加えて、新たに感圧クリックパッドの選択が可能に。このほか、一部キーに突起を追加し位置が分かりやすくするなどの改良も加えられています。

また、既存ユーザーにとっては、FnキーとCtrlキーの位置が入れ替わった(Ctrlキーが左端になった)というのは大きな変更と感じるかもしれません。この点に関してレノボはユーザーの声を反映したとしています。

▲ThinkPad X1 Carbo Gen 12の感圧クリックパッド搭載モデル

サステナビリティに関しては、各モデルともリサイクル素材の利用はもちろんのこと、ThinkPad Tシリーズでは、部品交換や修理が容易に行えるようリペアラビリティを改善。ThinkPad T14とT16の大容量バッテリーモデルでは、ユーザー自身でバッテリー交換が行える機構を採用しています。各モデルを順に紹介します。

ThinkPad X1

14型フラッグシップモデルのThinkPad X1からは、「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」と「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9」がリリース。

▲ThinkPad X1 Carbo Gen 12(左)、ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9(右)

最高構成では14型2.8K OLED マルチタッチ対応ディスプレイを選択可能となっているほか、CPUはX1 CarbonがCore Ultra 5 125HからCore Ultra 7 vPro Enterprise 165Uまで、X1 2-in-1はCore Ultra 5 125UからCore Ultra 7 vPro Enterprise 165Uまでに対応します。

インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI。オプションで4G LTE/5G Sub 6も搭載できます。

価格はThinkPad X1 Carbon Gen 12が33万3300円から、ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9が37万1800円から。

▲ThinkPad X1 Carbon Gen 12の感圧クリックパッドモデル
▲ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9の側面には、マグネットでスタイラスを取り付け可能。ただし充電できるわけではなく、別途USBでの充電が必要です

ThinkPad T

4辺狭額縁に、X1と同様のコミュニケーションバーデザイン(ベゼル上部のカメラ周辺)を採用したThinkPad Tからは、14型の「ThinkPad T14s Gen 5」と「ThinkPad T14 Gen 5」、16型の「ThinkPad T16 Gen 3」がリリース。

▲ThinkPad T14s Gen 5

「ThinkPad T14s Gen 5」は、58Whrの大容量バッテリーを搭載。「ThinkPad T14 Gen 5」はRJ-45を備えます。「ThinkPad T16 Gen 3」は16型の大画面モデルでWQUXGA OLED(3840 x 2400)のオプションが用意されています。後者の2つは、大容量バッテリーモデルを選択した場合、ユーザーによるバッテリー交換が可能です。

▲ThinkPad T14 Gen 5

インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI。オプションで4G LTE/5G Sub 6を選択できます。

価格は、「ThinkPad T14s Gen 5」が27万6100円から、「ThinkPad T14 Gen 5」が24万6400円から、「ThinkPad T16 Gen 3」が27万8300円から。

ThinkPad X13

13.3型のコンパクトなThinkPad X13からは、「ThinkPad X13 Gen 5」、2-in-1の「ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5」。

▲ThinkPad X13 Gen 5

インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI。オプションで4G LTE/5G Sub 6を選択できますが、「ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5」では5Gに非対応の4G LTEのみとなります。

▲ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5

価格は「ThinkPad X13 Gen 5」が29万9200円から、「ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5」が29万9200円から。

ThinkPad X12 Detachable Gen 2

キーボードを分離し、タブレットとしても利用できる「ThinkPad X12 Detachable Gen 2」。

▲ThinkPad X12 Detachable Gen 2

今回発表された機種の中で、唯一アスペクト比3:2のフルHD(1920×1280)ディスプレイとなっています(他はすべて16:10)。これはタブレットとして使用する場合の使いやすさを考慮した結果とのこと。

インターフェースは、USB4(Thunderbolt 4)、USB Type-C(3.2 Gen 2)。オプションで4G LTEに対応します(5G非対応)。

なお、価格は後日公開となっています。

ThinkPad L

メインストリーム向けのThinkPad Lからは、13.3型の「ThinkPad L13 Gen 5」、13.3型 2-in-1の「ThinkPad L13 2-in-1 Gen 5」、14型の「ThinkPad L14 Gen 5」、16型の「ThinkPad L16 Gen 1」がラインアップ。

ThinkPad L14 Gen 5とThinkPad L16 Gen 1では、Core Ultraのほか、AMD Ryzen搭載モデルも用意されています。

価格は、「ThinkPad L13 Gen 5」が24万2000円から、「ThinkPad L13 2-in-1 Gen 5」が25万8500円から、「ThinkPad L14 Gen 5」のインテルモデルが23万6500円から(AMDモデルは22万8800円から)、「ThinkPad L16 Gen 1」のインテルモデルは23万6500円から(AMDモデルは22万8800円から)となっています。


《山本竜也》
山本竜也

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