アップルがM2チップ搭載のiPad Air新モデルを発表しました。既存モデルは10.9インチのみのラインナップでしたが、M2 iPad Airは11インチと13インチの2サイズを揃えました。
13インチ追加について、アップルのティム・クックCEOは「iPadを購入する学生の多くがより大きなサイズのモデルを選ぶことため」と説明しています。
11インチ、13インチのいずれにもM2チップを搭載し、6月6日にリリース予定のAAAゲーム『アサシン クリード ミラージュ』も快適に動作するとのこと。M2チップは、M1チップから約50%高速化しており、第4世代iPad Air(2020年モデル)が搭載するA14 Bionicとの比較では3倍も高いパフォーマンスを示すとアップルは述べました。
また12MPの前面超広角カメラは横置き時に中央上部に来るように位置を移動。Zoomなどビデオ会議の際の使い勝手が良くなっています。背面の12MP広角カメラは、最大240fpsの4K動画撮影をサポート
そのほか、以前はiPad Pro専用だったApple Pencil(第2世代)のホバー状態検出がサポートされ、ペン先が画面のどのあたりをタッチするかをプレビューできるようになっています。
この機能はUIのボタンなどをタッチ前にハイライト表示も可能とします。さらに、本日M2 iPad AirおよびM4 iPad Proとともに発表されたApple Pencil Proもサポートします。その他、周辺機器としては既存のMagic Keyboardに対応します。
電源ボタンにはTouch IDを搭載。本体上下には低音が強化されたステレオスピーカーが搭載されています。内蔵ストレージはいずれも128GB、256GB、512GB、1TBの4種類。本体カラーはスペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色。スペースグレイ以外は明るいパステルカラーです。
無線通信方式としては、Wi-Fi 6Eと5G(セルラーモデル)をサポートし、アップルいわく以前のiPad Airに比べインターネット通信速度が最大2倍になっているとのことです。
価格は11インチモデルが9万8800円から、13インチモデルが12万8800円から。本日より予約を受付、5月15日発売となります。
※追記中…