親指大の広角4Kカメラ Insta360 GO 3S発表。カメラ単体3万6800円、10m防水やFind My紛失防止も対応に進化

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Ittousai

Tech Journalist. Editor at large @TechnoEdgeJP テクノエッジ主筆 / ファウンダー / 火元

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Insta360が、超小型アクションカメラInsta360 GOシリーズの新作Insta360 GO 3Sを発表しました。

Insta360 GO 3S は、昨年2023年に登場したGO 3を強化したモデル。磁石式マウントやクリップで様々な場所に取り付けられる親指サイズのカメラ本体だけでも、フリップ式ディスプレイやスタンドがついたアクションポッドと合体しても使えるスタイルはそのまま。

アップグレードしたカメラ部分は新たな広角レンズを採用し、プロセッサの処理性能は50%向上。新たに4K撮影や10m防水、Apple Find Myネットワーク対応の紛失防止など、多数の強化や新機能が加わります。

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4K動画対応、Dolby Vision HDRや最大200fpsスローモーションも

従来モデルのGO 3は最大で2.7K (2720 x 1536) @ 30fpsまでの対応ですが、GO 3Sは4K(3840x2160) @ 30fpsに対応。

約2倍の高精細になったほか、2.7Kでは50fpsでも撮影できます。動画の最大ビットレートは80Mbpsから120Mbpsへ。

アクションカメラでは映えるスローモーションも、従来は1080pフルHDで120fpsだったところ、GO 3SはフルHD 200fpsや2.7K 100fpsで撮れるようになりました。

レンズはGO 3が35mm換算で11m、F2.2だったのに対して、GO 3Sは16mmでF2.8。より歪みが少ない、「メガ広角FOV」にも新たに対応します。ダイナミックレンジが広いHDRのDolby Vision対応も新機能です。

バッテリーはカメラ単体で38分まで、アクションポッドと合体した状態では140分。ここは従来の45分 / 170分からやや短くなりました。

カメラ本体はGO 3の約35.5gから、39.1gへ。アクションポッドは変わらず96.3g。

Find Myで置き忘れ防止、なくしても地図に表示

そのほかの改良・使い勝手改善では、

Apple Find Myネットワーク対応。置き忘れて移動すると通知、紛失しても世界中の対応機器がセンサーになるバケツリレー方式でマップ上に表示して探せます。

GOシリーズ単体は40g以下と小さいため、場所を特定できるのはありがたい機能です。

10m防水。従来は5m。

日本語のハンズフリー音声操作。撮影の開始・停止、写真撮影を声で操作できます。

AIジェスチャー。カメラに向かって手を動かしてジェスチャーで操作可能に。

アクセサリは従来品とも互換、新型の付属品は改良

アクションポッドは従来品と互換性があり、GO 3ユーザーはカメラ単品を購入してアップグレードが可能。

通常版にはカメラ本体とアクションポッドに加えて磁気ペンダント・簡易クリップ・ピボットスタンド・レンズガードが付属します。

Insta360 GOシリーズの象徴のような磁気ペンダントは放熱性が改善、簡易クリップは磁気が強くなり、ペンダントに取り付けて角度調整がしやすくなるなど、アクセサリも改良しています。

発売は6月13日、価格はカメラ単品が64GBモデル3万6800円、128GBモデル4万1800円。

アクションポッドとカメラ本体、アクセサリ数種が付属する通常版パッケージは64GB 6万1800円、128GB 6万5800円。

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《Ittousai》

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