Notihng、初のオープン型イヤホン「Ear (open) 」正式発表。ChatGPT連携も対応、2万4800円

ガジェット オーディオ
Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

  • X

ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

特集

英国のテクノロジーブランドNothingは、フルワイヤレスイヤホンの新製品「Ear (open) 」を発表しました。税込価格は2万4800円となっています。

製品名が示すとおり、Nothingとしては初の開放型のデザインを採用した製品。大型の14.2mm径ダイナミックドライバーを搭載し、独自のスピーカー設計や「Open Sound Technology」により、鳥のさえずる声や、カーブの向こうからやってくる車の音など、装着者に必要な音をすべてキャッチすると謳います。

開放型であるにもかかわらず、Sound Seal System技術と指向性スピーカーの採用によって、音漏れを防止。イヤホン前後から発する音波が(周囲への)ノイズキャンセラーとして機能し、パーソナルなオーディオ空間を構築するとのこと。

さらに適度な音量でクリアな通話品質を保つという、AI強化型Clear Voice Technology採用の内蔵のマイクを2基搭載します。

イヤホンの形状は、長時間装着しても負担にならないよう、柔軟性と復元力に富むニッケルチタン素材のワイヤーを耳掛け部分に採用、バランスの取れた3点支持構造で使う人の動きを妨げず、ランニングやサイクリングからスケートボード、スノーボード、サーフィンといった横乗り系スポーツにも適すると説明しています。

そのほか、NothingスマートフォンやNothingのオーディオデバイスとの連携では、いつでもChatGPTを音声操作可能。設定はNothing Xアプリを通じて行えます。

Nothing スマートフォン上でゲームモードをONにすれば、自動的に低遅延モードに切り替わり、レイテンシーが120ms以下を維持して操作と音のズレを感じにくくなります。

Bluetooth 5.3を採用し、搭載するプロファイルはRFCOMM、SPP、HFP、A2DP、AVDTP、AVCTP、AVRCP。利用可能なコーデックはAAC、SBC。Microsoft Swift PairおよびGoogle Fast Pairに対応します。

Ear (open) 本体の大きさは、幅51.3 x 高さ41.4 x 奥行き14.3mm、重さは片耳あたり8.1g。イヤホン充電機能付きの収納ケースは、幅125.9 x 高さ44.0 x 奥行き19.0mm。重さ63.8g。充電用端子はUSB-C。

バッテリーの持続時間は、音楽再生で連続8時間、ケースによる継ぎ足しで合計30時間、通話だと連続6時間、ケース使用で24時間。なお10分間の充電で2時間の音楽再生が可能になります。

まだ予約受付などは行われていませんが、Nothingの日本公式サイトのトップページには製品名は示さず「近日公開, 2024年9月26日, 18:00 JST」との記述があります。米国、英国など一部の国のサイトではすでに購入手続きが可能で、10月1日より出荷予定です。


《Munenori Taniguchi》

Amazon売れ筋ランキング

Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

  • X

ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。