Nothing Phoneの特徴的な背面のLEDライティングシステム「Glyph Interface」は大きなインパクトがあることから、初代製品が登場後、すぐUnihertzから「Luna」としてクリソツモデルが出ました。しかし、Glyph Interfaceほどのインタラクティブな機能ありませんでした。
その後、ほかのメーカー含め類似製品は出てきていませんでしたが、ここでDoogeeが出してきました。「Doogee Blade GT」というモデルです。
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CES 2025の同社ブースで実機を触ってきました。Doogeeのほかのモデル同様、基本的にはタフネス仕様のアクティブモデル。正面から見ると角を落とした八角形のボディー形状から、質実剛健であることがわかります。
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スペックはチップセットがメディアテックのDiensity 7050、メモリ12GB、ストレージ256GB、ディスプレイは6.72インチ FHD+、バッテリーはこのクラスの製品としては控えめな5500mAh、その分本体の厚みが薄くなっています。本体はフレームが航空機グレードの合金を使用しており、IP68、IP69K、MIL-STD-810Hのタフ仕様に対応します。
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背面のライトは「Light Elf」と呼ばれ、通知や点滅パターンなどをカスタマイズ可能。後発モデルだけあって細かい調節ができます。
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背面を顔に見立て、気分に応じた点灯パターンを設定可能。どうせならカメラ周りのデザインを工夫して、より顔っぽく見せられたような気もします。
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デモを見れませんでしたが、着信時にはカメラ右側の「GT」ロゴの周囲をライトが回りながら点滅して知らせてくれます。製品の「GT」の名称やこの部分のライティングは、realmeのGTシリーズをインスパイアした模様。光るスマホを合体させたと言えます。
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カメラ下のライトはメッセージの到着などを知らせてくれます。直線ではなく、角を少し曲げることで、デザイン上のアクセントになっています。
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価格はDoogeeの直販で割引後400ドルですが、詳細なスペックがまだ公開されていないことから、実際の出荷は始まっていないのかもしれません。今回の「Nothing Phoneモドキ」は、どれくらい話題になるでしょうか?
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