久々のNothingモドキなスマートフォンはタフネス仕様も存在が謎(スマホ沼)

ガジェット スマートフォン
山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

  • homepage
  • facebook
  • X

スマホとSIMを求めて世界を取材中。メディアへ執筆多数。海外・中国通信関連の記事や講演承ります。noteや動画配信もやってます。

特集

Nothing Phoneの特徴的な背面のLEDライティングシステム「Glyph Interface」は大きなインパクトがあることから、初代製品が登場後、すぐUnihertzから「Luna」としてクリソツモデルが出ました。しかし、Glyph Interfaceほどのインタラクティブな機能ありませんでした。

その後、ほかのメーカー含め類似製品は出てきていませんでしたが、ここでDoogeeが出してきました。「Doogee Blade GT」というモデルです。

CES 2025の同社ブースで実機を触ってきました。Doogeeのほかのモデル同様、基本的にはタフネス仕様のアクティブモデル。正面から見ると角を落とした八角形のボディー形状から、質実剛健であることがわかります。

スペックはチップセットがメディアテックのDiensity 7050、メモリ12GB、ストレージ256GB、ディスプレイは6.72インチ FHD+、バッテリーはこのクラスの製品としては控えめな5500mAh、その分本体の厚みが薄くなっています。本体はフレームが航空機グレードの合金を使用しており、IP68、IP69K、MIL-STD-810Hのタフ仕様に対応します。

背面のライトは「Light Elf」と呼ばれ、通知や点滅パターンなどをカスタマイズ可能。後発モデルだけあって細かい調節ができます。

背面を顔に見立て、気分に応じた点灯パターンを設定可能。どうせならカメラ周りのデザインを工夫して、より顔っぽく見せられたような気もします。

デモを見れませんでしたが、着信時にはカメラ右側の「GT」ロゴの周囲をライトが回りながら点滅して知らせてくれます。製品の「GT」の名称やこの部分のライティングは、realmeのGTシリーズをインスパイアした模様。光るスマホを合体させたと言えます。

カメラ下のライトはメッセージの到着などを知らせてくれます。直線ではなく、角を少し曲げることで、デザイン上のアクセントになっています。

価格はDoogeeの直販で割引後400ドルですが、詳細なスペックがまだ公開されていないことから、実際の出荷は始まっていないのかもしれません。今回の「Nothing Phoneモドキ」は、どれくらい話題になるでしょうか?

※テクノエッジが運営する有料会員コミュニティ、テクノエッジ アルファに加入すると入れるDiscord「スマホ沼」チャンネルで、記事に関する追加情報や山根ハカセとの交流、特別映像などをお楽しみいただけます。

《山根康宏》

Amazon売れ筋ランキング

山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

  • homepage
  • facebook
  • X

スマホとSIMを求めて世界を取材中。メディアへ執筆多数。海外・中国通信関連の記事や講演承ります。noteや動画配信もやってます。

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。