OPPO、フラッグシップスマホ「Find X8」を12月12日発売。ハッセルブラッドコラボの高性能カメラを搭載

テクノロジー Science
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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オウガ・ジャパンは、OPPOのフラッグシップ「Find」シリーズの最新モデル、「OPPO Find X8」を12月12日に発売すると発表しました。また、エントリーモデルの「OPPO A3 5G」、タブレット「OPPO Pad Neo」も発表されています。

OPPO Find X8

Findシリーズは、国内では2021年に発売されたFind X3 Proが最後。グローバルではFind X5/6/7とリリースされており(Find X4はありません)、3年ぶりの国内展開となります。

OPPO Find X8の大きな特徴は、スウェーデンの名門カメラメーカー「Hasselblad」(ハッセルブラッド)とのコラボレーションカメラシステムを搭載すること。

OPPOとHasselbladは、2022年に発売されたOPPO Find X5からコラボレーションを行っていますが、日本で発売されるスマートフォンとしては、Find X8が初搭載とのことです。ちなみに、スマートフォンのアクセサリーとしては、往年のMoto Zの着せ替えジャケットMoto ModsがHasselbladのカメラを搭載していました。

広角、超広角、望遠の3つのカメラ全てが5000万画素で、望遠は光学3倍に対応します。最大120倍のデジタルズームも利用でき、生成AIによる補正で遠くの被写体や景色も鮮明に捉えるとしています。

また、SoCにはMediaTekのフラッグシップSoCとなるMediaTek Dimensity 9400を採用。こちらも日本では初となります。加えて、OPPO独自のトリニティエンジン技術により、CPUとシステムのピークパフォーマンス、電源効率が最適化され、安定性やキャッシュの効率を向上するとのことです。

最新のCorningGorilla Glass 7i を採用した約6.6インチの有機ELディスプレイは、解像度2760×1256ピクセル。最大リフレッシュレート120Hzで、最大輝度は1600nits。

バッテリー容量は5630mAhで、80W SUPERVOOCの急速充電と最大50Wのワイヤレス充電にも対応。防水防塵性能はIP69で、これもスマートフォンとしては日本初となっています。米軍MIL 規格やスイスSGS の耐衝撃テストをクリアする耐久性を持っています。

OPPO Find X8の発売に伴い、専用マグネット搭載スマホケース、OPPOマグネット式スマホリング(ミラーバージョンとディスクバージョン)、OPPOマグネット式急速充電器の3種類のアクセサリーも同時発売されます。

背面にマグネットを搭載したレザー風ケースによってアクセサリーによる機能性の拡張が可能に。また、マグネット式急速充電器は50Wのワイヤレス充電に対応しています。

なお、残念ながらおサイフケータイには非対応です。

OPPO Find X8は、家電量販店やECサイトのほか、MNOではauがau+1 collection、MVNOではIIJmioからも発売されます。

OPPO A3 5G

OPPO A3 5Gは、薄さ約7.7mmのスリムボディにGS/MIL規格の耐衝撃性能を備えたエントリーモデル。

ディスプレイは約6.7インチのLCDで、リフレッシュレートは120Hz。通常輝度850nit、最大輝度1000nitと、前モデルOPPO A79 5Gよりも明るくなり、屋外での視認性が向上したとしています。

OPPO Aシリーズ史上最大容量となる5100mAhのバッテリーを搭載し、動画を連続16時間視聴可能。独自規格の45W SUPERVOOCと45W PPSに対応しており、84分でフル充電、30分で約50%まで充電できるとのことです。

背面カメラは約5000万画素の広角カメラと約200万画素の深度カメラという構成。

そのほかの仕様としては、SoCはMediaTek Dimensity 6300でRAM4GB、ストレージ128GB。なお、OPPO A3 5Gはおサイフケータイに対応しており、マイナンバー機能にも対応予定となっています。

MNOでは楽天モバイルとワイモバイルから発売。MVNOではIIJmioやHISモバイル、NURO Mobileなどから発売されます。

OPPO Pad Neo

OPPO Pad Neoは、約11.4インチの白銀比(5:7)ディスプレイを搭載するタブレット。

A版サイズ(1:√2)に近い比率なので、画面分割した際にも比率が崩れないのが特徴です。ビジネス文章の視認性にも優れています。

解像度は2408×1720ピクセルのLCDで、最大リフレッシュレートは90Hz。低ブルーライト発光素材を採用し、ブルーライトを40%以下に低減。TÜV RheinlandのFull Care Display 2.0認証も取得しています。

音響面ではクアッドスピーカーを搭載し、インパクトのある低音を実現。さらにDolby Atmosに対応しており、ワイヤレスイヤホン接続時にもハイレゾ音源を楽しむことができます。

SoCはMediaTek Helio G99で、RAM6GB、ストレージ128GB。バッテリー容量は8000mAhで、連続約14.5時間の動画視聴が可能です。

《山本竜也》

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