“世界最薄”折りたたみスマホ「OPPO Find N5」がアップルのアレよりキニナル(スマホ沼)

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山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

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2月19日、世界がアップルのニュースに心待ちにしてると思いますが、それよりも最新技術を盛り込んだスマートフォン「Find N5」をOPPOが2月20日に発表することのほうが気になって眠れません。Find N5は“世界最薄”を実現した2つ折りスマホ。アップルが製品化すら行っていないカテゴリーのスマートフォンが、また一歩、信じられないほどの進化を遂げたのです。このFind N5のモックアップを、発表会前ですがマレーシアのお店で見つけました。

Find N5はシンガポール時間の2月20日、19時に発表されます(日本時間20時)。スペックは公開されていませんが、唯一判明しているのはその薄さ。閉じたときの厚さは8.93mmで、ついに9mmを切る折りたたみスマートフォンが登場するわけです。なお、現時点での世界最薄モデルはHONORの「Magic V3」の9.2mm。Find N5はそこから2.7mmも薄型化を遂げたわけです。

モックアップは残念ながら開くことができないものでした。それでも実際に手にしてみると、その驚くべき薄さを感じられました。ディスプレイは他社の折りたたみスマートフォンよりサイズは若干大きく感じました。

日本でも販売中の「Find X8」と並べてみました。Find N8のディスプレイは6.59インチ。アスペクト比は異なりますが、Find N5はそれよりも大きいことがわかります。

8.93mmの厚さは、目をつぶって本体を持つと、もはやこれが折りたたみモデルであると信じることができないほど薄く感じます。

他のスマートフォンと比較してみると「iPhone 16 Pro Max」の厚さは8.3mmですが、本体を開くことはできません。iPhone 16 Pro Maxにケースを付ければ8.93mm以上の厚さになることは確実であり、Find N5はケースを付けたiPhoneよりも薄いのです。

ヒンジのパーツも展示されていました。数十万回の開閉に耐えうるヒンジとしてはかなり薄く、パーツ数も予想していたよりも少ないと感じられます。折りたたみスマートフォンはこのヒンジの開発力によって製品の出来栄えが左右されるといっても過言ではありません。

カメラの性能もまだ不明です。Find N3は4800万画素+4800万画素超広角+6400万画素 3倍望遠でしたが、Find N5はさらなる進化を見せるのか、あるいは薄型化で構成を変えてくるのか、気になります。

日本での発売は不明ですが、まずは価格がいくらになるのか、そして詳細なスペックはどうなのか、発表会の開催を楽しみに待ちたいものです。

《山根康宏》

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