2年ぶりにMyメインイヤホン交代となったnwm DOTS(2024年ベストバイ)

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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2024年には大量のオープンイヤー系イヤホンが登場しました。最近は、HAUWEI FreeClipに代表されるようなイヤーカフ型が増えているようですが、オープンイヤーには、ほかにも耳にひっかけるフック型や、ソニーのLinkBudsのようなインナーイヤー型、HUAWEI Eyewearなどのオーディオグラスもオープンイヤーに分類できるでしょう。

私はここ2年ほどHUAWEI EyewearとEyewear 2を使い続けているのですが、途中途中でさまざまなオープンイヤーも試しました。元祖イヤーカフ型のambieやソニーのLinkBuds、Shoks OpenFit、HUAWEI FreeClip、骨伝導タイプなどなど……。ただ、装着感や使用感などでHUAWEI Eyewearを超えるものに出会うことはありませんでした。


私の使い方としては、朝起きてから夜寝るまで、外出時も含めて基本的に1日中付けっぱなしです。15分毎にスマホで時報を流しているものの、それ以外は音楽を常に流しているわけでもなく、ほとんどは“何も聴いていない状態”です。以前はアプリの通知も音声で流したりしていましたが、最近はスマートウォッチを24時間身に着けているので(そちらにも通知がくるので)やめました。

こうした利用法のため、とにかく装着感が大事。本誌編集長がベストバイに選んだHUAWEI FreeClipは、私の場合、2~3時間の装着なら問題ないものの、長時間使っていると、なぜか左耳だけ痛くなってきてしまい、利用を断念しました。


そんな中、11月20日にNTTソノリティが「耳スピ」として展開しているnwmブランドから新モデル「nwm DOTS」が登場。発売日に購入して使っているのですが、結論から書くとHUAWEI Eyewearからついに乗り換えました。


前モデルのnwm MBE001も購入していたのですが、こちらはお世辞にも装着感が良いとは言えず、早々に使用を断念していました。

▲前モデルのnwm MBE001。耳の裏に大きな塊があり、装着感は悪かったです

しかし、nwm DOTSは片耳約8gと非常に軽く、装着感も良好。耳に引っ掛けるだけで特に固定はされていないので、激しい運動をすると外れてしまうかもしれませんが、いまのところ日常生活で不便を感じたことはありません。

なによりnwmシリーズの特徴となっている音漏れ防止のPSZ技術が優秀です。音漏れ防止を謳うオープンイヤーは多いですが、どれも近づいて耳を澄ますと、音漏れしているのがわかります。しかし、nwm DOTSは肩が触れ合う距離でも音漏れしません。もちろん、ボリュームをものすごく上げれば多少漏れますが、常識的な音量なら問題なしです。

また、新規にドライバーを開発したとのことで、オープンイヤーでは不足しがちな低音もしっかりと出ています。

▲フックの先についているイヤーピース的なものは、耳の裏で位置を安定させるためのもの。3サイズが付属しており、位置も調整できます

唯一、残念に思っているのは、シングルタップのジェスチャーをオフにできないこと。再生・停止に割り当てられているのですが、軽く触れただけで反応してしまうので、誤動作防止のためオフにさせてほしいところです。

ちなみにnwmシリーズのヘッドホンnwm ONEも利用中。こちらのほうが音質はよりいい気がするので、音楽をじっくり聴いたり、映画に没入したいときはこちらを使っています。あと、リビングで仕事をしているとき、家族に対して“仕事をしているぞアピール”する場合にも着けることがあります。

▲ヘッドホンタイプのnwm ONE

《山本竜也》

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