乗るだけで体重や体組成を計ってアプリに記録してくれるスマートバスマットに、4種のポケモンモデルが加わりました。
カビゴンとピカチュウの足あとデザインや、ピカチュウ♂♀とポケモンロゴ、メタモン顔面アップ、ストリート風のステッカーなど、風呂上がりもポケモングッズで埋め尽くしたいファン向けのデザインです。
東大発スタートアップ issin が開発・販売するスマートバスマットは、体重等を表示するディスプレイがなく、ただの足拭きマットにしか見えない体重・体組成計。
WiFi接続に対応しており、風呂上がりに足を揃えて乗るだけで、自動的に体重などのデータを計測してアプリに蓄積してくれます。
健康管理や体重管理には日々の計測が第一歩と分かってはいても、(普段しまっている場合は) 体重計を出すのが面倒、乗るのが面倒、計っても風呂上がりに数字を記録するのが手間など、気が進まないことを避ける言い訳は無限に湧いてくるもの。
しかしスマートバスマットならば、とりあえず足を揃えて乗れば計測・記録してくれるため、風呂上がりに直視する必要がなく、あとから心の準備ができたところでアプリを開けば、グラフや分析完備で現実を見せつけてくれます。
計測・推定できるのは体重のほか脂肪率、内蔵脂肪レベル、筋肉量、体内年齢、基礎代謝量、体水分率、推定骨量、皮下脂肪率、タンパク質、除脂肪体重、体脂肪量、骨格筋量、ボディタイプ。
サイズは今回ポケモンデザインが加わった体組成計モデルで幅50 x 奥行き35cm、厚さ2cmほど。
デザインが施されたソフト珪藻土カバーは丸洗いや交換もでき、本来のバスマットとしての機能ももちろん備えます。
一般的な体重計や体組成計よりもかなり平べったく、端を踏んで本体がひっくり返ったり、ユーザーが転倒する危険性が比較的少ないのも良いところ。
アプリの機能も着実にアップデートしており、過去の数字を基にした予測、目標を入力すると進捗を教えてくれるダイエットモード、ペットモード、妊娠中や小さなお子さんの成長モニタリング、急激な体重増加の警告・通知といった機能を備えたパーソナルヘルスケアAIにも対応します。
アプリで計測できるのは8人まで。家族に体重データを共有せず複数人で使うことや、体重自体は共有せず傾向は共有するといったこともできます。
面白い使い方としては、複数のスマートバスマットに別々のユーザーを設定したうえで「ファミリー」に招待する機能も。たとえば遠くで暮らす祖父母や親族などの体重変化や計測をアプリで確認でき、緩い見守り的な役割も果たします。
スマートバスマット 体組成計 ポケモンモデルの価格は2万3400円(送料込)。すでに予約受付を開始しており、12月20日以降に出荷予定です。
従来からのスマートバスマット体組成計ユーザーや、交換用にポケモンデザインの珪藻土バスマット部分の単品も販売します。こちらは5680円。
スマートバスマットには今回のポケモンコラボ版を含む体組成計モデルと、体重のみ計測する体重計モデルの2種類があります。ポケモンデザインのソフト珪藻土バスマットがあるのはこのうち体組成計モデル用のみ。
体組成計モデルは体重計モデルより幅が約10センチ・奥行きが4センチほど狭い、上に載せるソフト珪藻土マットに計測のための導電性繊維の部分があるなど仕様が違い、互換性はありません (載せれば体重は測れると思いますが、本体より上のマットが一回り小さいことになります)。
ポケモンコラボは用意されていないものの、通常の体重計モデルの価格は1万6980円。体重だけ測れれば良い場合、医療上の理由などで体組成計が使えない場合などは、安価なこちらを選ぶのも手です。
なお、「足を揃えて乗るだけで」とは書きましたが、実際には約3秒安定した状態を保つ必要があります。
安定しなかったり、すぐに降りたりすると測れないため、ピッと計測終了の音がするまで足を揃えて立とうという意識はやはりまだ必要です。(止まってくれないペットの場合、抱えて乗ると計測してくれる「抱っこ測定」モードがあります)。