『グランツーリスモ7』アップデート、スズキの98年パイクス用エスクードなど配信

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、人気ドライビングシミュレーター『グランツーリスモ7』に3車種および1コースを含むアップデート(1.17)の配信を開始しました。

新規追加されるのは「スズキ ビジョン グランツーリスモ(Gr.3 Version)」、「スズキ V6エスクード Pikes Peak Special '98」、「フォード 1932 フォード ロードスター」の3車種。追加コースは米国のクラシックロードコース「ワトキンズ・グレン・インターナショナル」。

スズキ ビジョン グランツーリスモは、5月26日の1.15アップデートで配信されたマシンのGr.3バージョン。オープン2シーターのその姿は2001年に発表されたコンセプトカー『GSX-R/4』の流れを汲んでいます。

エスクードは、スズキのRVカー、エスクードの外観をまといつつも、その中身はアルミスペースフレームシャシーに1000psのエンジン搭載するミッドシップモンスター。フロント左右に張り出したカナードや巨大なリアウィングが、コース全体気圧が大きく変わるパイクス向けのヒルクライムマシンであること強く主張します。

そして、3台目の1932 フォード ロードスターは「デュース」の愛称で親しまれるホットロッドカー。オープン仕様で、走るために必要な物だけで構成されたそのスタイリングはいまも迫力を失っていません。

一方、新規コースのワトキンズグレンは1956年にオープンした米国のクラシックなロードコース。自然の丘陵を生かした高低差のある高速コースで、多くのコーナーでバンク角がつけられているのが特徴。かつてはF1グランプリも開催され、かのフランソワ・セベールが壮絶な事故死を遂げたことでも知られています。ワトキンズグレンは「スケープス」の特集にも追加されています。

その他、今回のアップデートでは「カフェ」にエクストラメニューとして「トヨタ 86」、「ホンダ Type R」、「ロータリーエンジン」の各コレクションホールがオープンします。なお、トヨタとホンダのコレクションホールはそれぞれコレクターズレベル 20、ロータリーエンジンはコレクターズレベル 32に達していることが条件とのこと。

今年も国体の文化プログラム「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」の競技種目になっている『グランツーリスモ』だけに、日々タイムアタックに全集中しているドライバー諸氏は多そうですが、休憩がてら新規マシンで歴史あるワトキンズグレンを試すのも良さそうです。

《Munenori Taniguchi》
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