ロンドン発の新興メーカーNothingが、初のスマートフォンPhone (1)を8月2日に数量限定で先行店頭販売します。店舗は渋谷MIYASHITA PARKのKITH TOKYO。
Nothingはスマホブランド OnePlus の成功で知られる Carl Pei が新たに立ち上げたデジタル製品メーカー。小手調べ的な透明イヤホン Ear (1) に続く製品 Phone (1) は、プレミアムミッドレンジなSoCに120Hz有機ELディスプレイ、50MPカメラなどツボを押さえた仕様で税込6万9800円のスマートフォン。
仕様よりも価格よりも、背面の透明カバーの下に複雑な部品構成が映えるデザイン、974個のLEDで光のパターンを描く「Glyph Interface」が最大の特徴です。
人脈と話題作りに長けた Carl Pei らしく、Phone (1)は先行予約待ちが世界で20万台を超え、100台限定のオークションでは最高額3000ドルに達するなど、ミッドレンジAndroidスマホとは思えない注目を集めています。
国内で初めて販売するKITH TOKYOは、ニューヨーク発のラグジュアリーライフスタイルブランド KITH の旗艦店。Nothing 最初の製品である ear (1)を先行販売した際には、一刻も早く手に入れたいファンが最近は珍しい行列を作りました。
背面デザインが話題になる製品ですが、中身の Nothing OS がほぼ素のAndroidに近く素直なことも嬉しい点。もう一つの売りのオープン性としては、Nothing OS 1.1.0アップデートで早速 Tesla コントロール対応が加わっています。
SoCの処理性能自体は他社フラッグシップには及びませんが、価格は半分以下。手頃で高品質、無二の個性がありつつ素直なAndroidスマホです。
透明筐体の個性派スマホNothing Phone (1)は8月に国内発売、6万9800円 | TechnoEdge テクノエッジ