ASUSがプレミアムノートPC『Zenbook』シリーズの新製品5機種12モデルを国内向けに発表しました。
なかでも目を惹くのは、宇宙をテーマにした特別限定モデル『ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition 』(UX5401ZAS)。
ASUS初のノートPC『P6300』発売と、P6100モデルがミール宇宙ステーションの船内活動に採用されてから25周年を記念するモデルで、宇宙をテーマにした『Zero-Gチタニウム』本体色や、天板には3.5インチ有機ELの『ZenVision』セカンドディスプレイを配した特別デザインが特徴。
ノートとしての仕様も、DisplayHDR True Black 500認証取得の2880 x 1800有機ELディスプレイ(90Hz、タッチ&ペン対応)、第12世代Core i9-12900Hプロセッサ、32GB LPDDR5-4800メモリ、1TB SSD (PCIe 4.0 x4)など強力な構成です。
背面のZenVisionは、従来のZenbookであればスピン仕上げの中心に「ASUS」ロゴが、今回発表された新世代からは新しい「A」ロゴがある場所に、単色256 x 64ドットの単色OLEDディスプレイを配したもの。時刻やバッテリー残量を表示して閉じた状態でも確認できる一応の実用性に加えて、天板の線画と統一感のあるスタイリッシュな宇宙テーマのアニメーションを表示したり、自分の名前とメールアドレス、QRコードといった「パーソナル情報」の表示も可能。
ギミックではありますが、ステッカーをベタベタと貼り付けずともカスタマイズで個性を主張でき、名前と連絡先を表示すれば対面にいる相手に常に確認できるなど、実用性がないともいえません。
特にこの高価な限定特別モデルを同僚全員が使っている職場が存在すれば、うっかり他人のPCと取り違えない利便性も。まあ普通はSpace Editionというだけで間違えようがないと思いますが。
特別限定モデルだけあって付属品も豪華。マニュアルなど紙類を収める袋すら宇宙イメージです。ケーブル類を収納するアクセサリボックスがスタンドになる小ネタもあります。
このほか宇宙テーマの小ネタは、「Space」キーに惑星ロゴ。
さりげない「Ad Astra Per Aspera」(苦難を超えて星々へ)。
発表会場では初代『宇宙ノートPC』の展示も。
ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition (UX5401ZAS)は本日8月4日発売。希望小売価格は26万9800円。