SIEがPlayStaton 5交換カバーの新色『グレイカモフラージュ』を発表しました。
同じ迷彩柄のDualSenseコントローラ、Pulse 3Dヘッドセットも揃うコレクションとして、背景に紛れ視認性を下げつつPS5で遊べるようになります。
ソニーによるグレー カモフラージュの説明は「アイコニックなPlayStation シェイプス(△〇×□)のマイクロパターンをあしらった、都会らしい洗練されたデザイン」。
たしかに拡大すると△〇×□がみっしりのパターンです。
交換カバーのグレー カモフラージュは10月14日より、希望小売価格6578円で販売。
光学ドライブなしのPS5デジタル・エディション用カバーと、ありの通常PS5用は形状が違う別製品になります。
店頭ならばおそらく互換性を念押しされるうえ、PS5本体を持っていてカバーを着せ替えようという人が間違えることは少ないとは思いますが、うっかり装着できないほうを入手しないよう気をつけてください。
DualSense コントローラの『グレー カモフラージュ』柄も同日10月14日に、税込み希望小売価格8228円で発売。
DualSenseコントローラは標準の白に加えて赤・黒、さらに紫・ピンク・水色とカラバリが増えたため、グレー カモフラージュは通常ラインナップとしては7色め。単色ではないパターンとしては初めての商品です。
純正ヘッドセットの Pulse 3Dはややあとから12月8日に、1万978円で発売予定。Pulse 3Dはオリジナルの白 (PS5本体と統一した白+黒)のほか、真っ黒なミッドナイトブラックしかなかったため、グレー カモフラージュは三色目になります。
完全な余談ではございますが、Pulse 3Dの特徴のひとつはPS5の仮想3Dオーディオ Tempest 3Dに完全対応すること。
Tempest 3Dによる没入感がPS5の売りのひとつであることから、立体音響やサラウンド対応か否かはヘッドセットを選ぶ際に気になるポイントですが、少なくともPS5で遊ぶ場合、Tempest 3DはPS5本体がステレオの仮想立体オーディオ化するために、通常のステレオヘッドセットならば基本的に全部『立体音響対応』です。
Pulse 3Dもステレオ音声をそのまま左右で鳴らす機能しかなく、ヘッドセット側でサラウンドや立体音響フォーマットの信号を受け取り処理するような機能は備えません。
それでも立体的に聴こえるのは、PS5が空間オーディオを人間の頭や耳の形、距離などを考慮して加工することで、左右ステレオだけでも擬似的にサラウンド感・立体感を感じられるようにするため。なので特に『3D音響対応』を謳わないヘッドセットでも結果は原則変わりません。
そのうえでPulse 3Dの売りは、立体音響化するための微妙な加工を正確に伝えられるよう最適化されたチューニングになっていること。
ほか、PS5のメニューからイコライザをいじって好みの音にカスタマイズできること、充電残量がPS5側にアイコンで表示されることも魅力です。
接続はPS5専用ではなくUSB-A接続ドングルを使う一般的な形式なので、USBオーディオ対応機器ならば差し替えて使えます。(ドングル形状はごく普通の細長いタイプなので、接続する機器によっては飛び出て邪魔かもしれません。)
¥10,978
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)