アマゾンがKindle電子書籍リーダーの新モデルを発表しました。Kindle (2022)はもっとも安価な無印Kindleの新製品。
文字の読みやすさに直結する画素の細かさが上位モデル Kindle Paperwhite や Kindle Oasis と並ぶ300dpiになり、画素数にして従来の3倍以上の高精細になりました。
ほか内蔵ストレージ容量が従来の通常モデルから倍増の16GBに、充電端子がUSB-Cになり、本体サイズと重量もやや小さく軽くなるなど、ついにやってきた無印 Kindle の大幅アップデートです。
主な仕様は、6インチ300ppi 反射抑制ディスプレイ、容量16GB、数週間駆動バッテリー、WiFi、フロントライト4個など。サイズは157.8 x 108.6 x 8.0 mm、重量は158g。
6インチの画面サイズ自体は変わらず、本体サイズは縦が2.2mm・横が4.4mm・厚みが0.7mmほど小さく、重量は16gほど軽くなっています。
Kindle の上位モデル Paperwhite や Oasis は長らく300ppi (1インチに300ピクセル)の高精細ディスプレイを採用していましたが、最安価な無印 Kindle は長らく167ppi と粗く、細かい字や漫画などの細部を表示するには厳しい状態でした。
上位モデル同等の高精細化は、明朝体のすっきりした表示や細かなルビなど、特に日本語や漢字コンテンツのユーザーに嬉しい進歩です。
充電端子のUSB-C化もようやく、やっと、ついにの近代化。これでマイクロUSBを採用するのは最上位の Kindle Oasis のみになりました。
価格は1万2980円、広告あり1万980円。10月12日発売です。