ファンイベントD23 Expo で、ディズニーがスター・ウォーズ実写シリーズ『マンダロリアン』シーズン3のティーザー予告編を公開しました。
スター・ウォーズ初の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』は、Disney+独占の目玉コンテンツとして2019年にシーズン1全8エピソードが、2020年にシーズン2全8エピソードが配信済みです。
お話としては、映画スター・ウォーズのエピソード6 『ジェダイの帰還』のあと、帝国の崩壊で混沌とした銀河辺縁領域が舞台。スター・ウォーズの人気キャラクター『ボバ・フェット』と同じマンダロア戦士のアーマーを身に着けた孤高の賞金稼ぎ『マンダロリアン』が主人公です。
(ここから前シーズンまでのややネタバレ)
決して人前で素顔を晒さない戒律を守り、寡黙すぎて誰も個人名を知らず一族の名前『マンダロリアン』あるいはマンドーと呼ばれていた主人公が、裏の仕事を通じて思いがけなくベビーヨーダこと『ザ・チャイルド』の庇護者となり、『スター・ウォーズ子連れ狼』の絵面が完成するところがシーズン1の導入。
顔なし・名無しで、僅かな同族を除き交流しなかった非情な賞金稼ぎである主人公は、ザ・チャイルドの庇護者となることを通じて、戦いのなかで自ら素顔を晒し、本名ディン・ジャリンを名乗ることになります。
『ザ・チャイルド』の力を狙う帝国の残党モフ・ギデオン(演じるのはブレイキング・バッドやFar Cry 6の悪役で名高いジャンカルロ・エスポジート)との対立や、アニメシリーズでも活躍したボ=カターン・クライズ率いる別氏族のマンダロリアンたちとの出会い、マンダロアの正統な統治者を証明する『ダークセイバー』の入手と確執、映画『ジェダイの帰還』の出来事を実は生き延びていたボバ・フェットとの遭遇を経て、『ザ・チャイルド』を本来の仲間であるジェダイに委ね別れるところでシーズン2は終了していました。
シーズン3の配信は2023年予定。2020年末のシーズン2フィナーレから2年以上待つことになりますが、2021年末から2022年にかけて配信していた『ボバ・フェット / The Book of Boba Fett』は、ドラマ『マンダロリアン』の登場人物としてのボバ・フェットが誕生するまでのオリジンストーリーであると同時に、マンダロリアンのシーズン3につながる内容。
全7エピソードのなかにはほとんど全部マンダロリアン本編のような回もあり、実質シーズン2.5にあたるため、シーズン3の前に観ておくことをおすすめします。
シーズン3ティーザーのおもしろポイント。ジャバ・ザ・ハットに侍っていたペットのサレシャスクラムと同族、コワキアン・モンキー・リザードの木。
アニメ クローン・ウォーズで展開したマンダロリアンの歴史、惑星マンダロアの廃墟も実写で登場。マンダロリアン / ディン・ジャリンは前シーズンでやむを得ずヘルメットを脱いだことで、一族の指導者アーマラー姐さんに「お前はもうマンダロリアンではない」宣言を受け、罪を贖うには廃墟と貸したマンダロアに赴かねばならぬと告げられていました。
あっさり顔出しで登場した別氏族のマンダロリアン ボ=カターン・クライズ(演じるのはサイファイヒロインが板についたケイティー・サッコフ)は、厳しい戒律を守る主人公たちをカルト集団よばわりしていましたが、ダークセイバーをめぐる確執を経て、シーズン3ティーザーでは『ベスカーの玉座』から主人公を詰問する場面もあります。
多数のマンダロリアンが集結する胸熱シーンも挟まれることから、新たなマンダロリアンの危機に協調して挑む展開になりそうです。
シーズン1でザ・チャイルドを実験台にしていたクローンエンジニア、パーシングの姿も。
映画『スター・ウォーズ 新たなる希望』でルークが買わなかったほうのドロイドことR5-D4も、皆勤賞というほど登場。相変わらず故障で火花を散らしています。
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